フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

シモバシラ~冬は文字通り霜柱になる

2020-09-19 | 山野草
庭のあちらこちらでシモバシラが咲き始めた。
一つ一つは小さな花で、雄蕊が突き出しているので、鋭く見える。
 
 
花序は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。
 
これも日本固有種の貴重な花だ。
 
 
初めはデッキ下に植えていたのだが、よく増えるので株分けをすると、そこでまたどんどん増える。
 
成長力が旺盛なので少し手に余ってきた感じだ。
 
 
これは最初植えつけたデッキ下の花壇。そろそろ、ここのシモバシラはなくしていく段階に来たようだ。
 
 
 
シモバシラが面白いのは、冬になると本当に「霜柱」ができることにある。
これは地上部が枯れても根が生きていて、水を上げ続け、気温が氷点下になるとそれが凍って霜華ができるからだ。
この変化が楽しくて、シモバシラは二度楽しむことができる。
 
シモバシラ(霜柱)
 
学名:Keskea japonica
シソ科 シモバシラ属
日本固有種で関東地方以南の本州から九州にかけて分布する。


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