フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雨の日は趣味悠々

2012-09-19 | 趣味

夜明け前から降っている雨が、結局、終日降り続いた。この雨で、乾き切っていた畑や庭にはたっぷりと水がまわったことであろう。今日は趣味悠々の日で、うまくしたことに、雨なので庭作業はできず、午前中はゆっくりとフルート練習をする。

妻は、畑で採れた野菜を料理している。先ずはジャガイモ。大きいものはいいのだが、小さなジャガイモをどう使うか。たまたまテレビを見ていると、農家のおじいさんが、市場に出せないジャガイモの料理をしている番組があった。小さなジャガイモを洗って、そのまま、鍋で油で炒め、それを味噌に絡めてできありと言う料理。なるほどとそれを真似て作ったもの。

もう一品は、味噌の代わりに、ザルツブルクで買ってきた「ハーブ入り岩塩」で味を整え、畑で採れたバジルを乾燥させて振りかけたものだ。

次にミニトマトでドライトマトを作る。これはネットで、「ペンション ぽっかり雲」さん(http://pokkarigumo.blog.fc2.com/blog-entry-245.html

がレシピを紹介していると、教えていただいたものだ。ミニトマトを電子レンジかけて、水分を飛ばし、

後は天日干しする。今日は生憎の雨なので明日干すことにしよう。

午後からは、私はフルートのレッスンに明野の「チャミタクハウス」へ。バッハ「ポロネーズ」「メヌエット」「パディヌリ」の3曲をやる。「ポロネーズ」はdoubleの運指が、上手くできないのが悩みだ。そのパッセージをテンポを落として何度かやった。「メヌエット」は、リズムとテンポをしっかり踏まえること。「パディヌリ」は、ブレスの位置を確認して、これも、テンポを落として吹くようにする。

その後、妻のいる環陶芸工房へ行く。今日は7センチほどの片口小鉢8個が仕上がっていた。

仕上げに、鉄の釉薬をかけている。お酒の付きだしなどを盛るとのこと。これは、あまり場所を取らなくていい。

今日は、新たにデザートカップを作ったとのことだ。さてさて、仕上がりはどうなるのであろうか。

 


秋の庭

2012-09-17 | ガーデニング

早朝降っていた雨が止んだので、庭に出る。このところ毎日庭の草抜きだ。昨日は南側の草抜きをやったあと、妻の先導でクレマチスモンタナの誘導やアーチ作りをやった。

今日は、東側サイレントガーデンの草刈りをする。草刈機を使って、はびこってきたフジとクマザサを刈った。さすがに機械でやると作業がはかどるのが嬉しい。

庭はすっかり秋の気配になってきた。すくっと立ち上がったダルマギクが美しい。

オミナエシの向こうにシュウメイギクが咲き始め、

ダンコウバイの実が色づいてきた。

 

 


小さな室内楽コンサート

2012-09-15 | フルート

八ヶ岳の東側に、八ヶ岳と同じよう長い裾野を引いている茅が岳 (1,704m )がある。その南側の町が明野である。葡萄などの果物とヒマワリで有名な町だ。今日は、そこにある明野総合会館を訪ねた。私がフルートを習っている、鈴木先生ご夫妻のフルートコンサートがあるからだ。天井の高いロビーでコンサートがあった。日ごろから明野の図書館を愛好されている方々が中心になって、この演奏会「きいてけし♪室内楽コンサート」が企画された。ロビーの特設会場は超満員と言う盛況だ。入場料は500円という、演奏されている方には申し訳ないほどの料金だ。

フルート、アルトフルートにピッコロ、オカリナ、チェロとシンセサイザーの合奏である。演奏は、テレマンの「トリエット」で華やかに始まった。続くバッハの「トリオソナタ二短調」は、4楽章構成の変化の多い曲で、ラルゴに続くヴィヴァーチェの二本のフルートの掛け合いが美しかった。

チアルディの「ロシアの謝肉祭」は、これまた凄い曲で、有名な「ベニスの謝肉祭」よりも、技巧的には難しいのではないか。鈴木先生の超絶技巧が光った演奏だった。

アルトフルートの深い響きが美しい「里の秋」。

全員で演奏した「グリーンスリーブズ」は曲の堂々とした出だしがよく、いつも聴く「グリーンスリーブス」とは違った曲に聴こえた。今回の企画は、これからもシリーズとして続けられていくとのことで、今後の発展が楽しみだ。

演奏会が終わってから、Pjmamaさん宅を訪れた。ドイツに行かれていた友人が「アルペンローゼ」の種を買ってきてくれたというので、そのおすそわけをいていただいた。果たしてスイスアルプスの3000メートルの高地に咲くツツジ科の花を八ヶ岳で咲かせることができるであろうか。失敗覚悟でやってみよう。

久しぶりに会ったジャスパー君は、走り回るやら、抱きつくやらと大喜びで迎えてくれた。長坂の田圃は稲の刈り入れが始まっていた。


車の点検とインド料理

2012-09-14 | 日記

今日は車の2年目の点検があるので甲府に出掛ける昼に清里を出るときは24度だったが、八ヶ岳を下って行くと、気温がどんどん高くなって甲府に入ったころは30度を回っていた。暑い暑いと言いながら、久しぶりにインド料理のみせ「マサラ・アート」で昼食を食べることにする。

店に入ると、料理で使っている16種類のインドの豆が皿置かれている。

料理はバイキング方式で、三つの味を器に盛り、その周りにご飯とサラダを置く。

別に、籠に入ったナンが付いている。料理やサラダはお代りが自由なので、つい食べ過ぎてしまうのだ。辛くて、額から汗がタラタラと流れてくる。辛いもの好きな人にはお勧めの店だ。最後にチャイが付いている。これで880円だから、なかなかリーズナブルだ。

その後、スバル甲府店に行く。店に入ると直ぐに、ものすごい雨になった。点検には1時間30分ほどかかった。クーラーのエアーフィルターが汚れていたので交換する。6000円ほど。それ以外に、前輪サスペンションの部品が破損してオイル漏れがしているらしい。部品を取り寄せるので、1週間後にもう一度来店してほしいとのこと、面倒だが仕方がない。オイル交換、タイヤローテーション、それにスペアタイヤのエアチェックなどいろいろ点検しましたとのことであった。

4時前に家に戻って来ると、やはり清里は涼しい。昼のランチを食べ過ぎたので、夕食までに軽く庭の草抜き作業をやった。


秋の日の音楽の集い

2012-09-10 | 人々との交流

朝のうち曇り空だったが、次第に空が晴れてきた。今日は、朝から八ヶ岳西麓のTMTMさん宅で音楽の集いがあるので出かける。私たち夫婦とKさん、N子さん、それにohimajiさんを途中で乗せて、TMTMさん宅には10時過ぎに到着した。

私とohimajiさんは早速フルートの二重奏の練習をした。中川良平編曲「フルート二重奏曲集VOL.1」から「ダニー・ボーイ」「庭の千草」「リュートのための古代舞曲」「チャイコフスキー交響曲第6番悲愴より」など。その後、TMTMさんの奥さんのピアノ伴奏で「愛の挨拶」「バッハ・ポロネーズ」を練習した。

そうこうするうちに、aostaさんご夫婦が到着したので、音楽練習は一旦中断してガーデンパーティとなる。庭にはガゼボにデッキとアーチが備え付けられていて、俄然雰囲気がよくなっている。

中央には新たにタイルが敷かれていて、ガーデンパーティの準備がはじまった。TMTMさんは、石窯に火をれて、いつでもピザが焼ける準備をしていただいていた。

皆さん持ち寄りの料理をテーブルに並べると、準備完了。

このころになると、運よく空が晴れてきて、ガーデンパーティにはうってつけの気候となった。まずはビールで乾杯しよう。

続いてお待ちかねのTMTMさんの石窯焼きピザ。今日のピザは、ピザ生地の厚さといい、トッピングと言い、味が格段に美味しくなっている。石窯で焦げたピザの縁の味がなんともいえない。

パーティの途中で、シャンパン「モエ・エ・シャンドン」を開けるのを忘れていた。皆さんのグラスに注いで改めて乾杯する。これが実に美味しいシャンパンだ。

私たちの楽しい雰囲気に誘われてヤマガラが餌をついばみにやってきた。TMTMさんが手で餌を与えるほど仲良くなっているとのことで、試してみると、確かにヤマガラが手に乗ってヒマワリの種をついばむのには一同驚いてしまった。

次々と焼きたてのピザがテーブルに運ばれてくるのが嬉しい。お腹が満たされたところで、部屋に入り、合奏の練習となる。アルコールが入ってからの演奏は、ワイワイガヤガヤと楽しいバンドになった。「パフ」「グリーンスリーブズ」「コンドルは飛んでいく」などを演奏する。

ohimajiさんが持ち込んだコントラバスが人気で、ベースが鳴ると俄然演奏に深みが出てきた。

演奏がひと区切りついたところで、夕食時間となる。

パンやご飯を食べる方、左党には「ズブロッカ」が出てきた。ウォッカにバイソングラスが入ったアルコール度数40度のズブロッカは冷凍庫の中でキリリと冷えていたので、そのままグラスで飲もう。口に含むと強烈なアルコールと桜餅のような香りが口の中に広がった。

お酒を飲みながら「倍音」の話など音楽談議に花が咲いた。いつ果てるかもしれない楽しい音楽の集いは、ようやく9時過ぎにお開きとなった。