フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

アフタヌーン・コーヒーを楽しむ

2013-06-21 | 人々との交流

今日は、久しぶりに「アフタヌーンティー」ならぬ、「アフタヌーンカフェ」を楽しみに銀の森さんを訪ねた。

入り口の大きなアーチには、ポールズ・ヒマラヤン・ムスクが沢山の花を付けていた。白く、仄かにピンクの花がかわいらしい。我が家のこの同じバラも、いつかは、これぐらい咲いてくれたら嬉しいのだが。

銀の森さんは、お忙しくてなかなか時間が取れないのだが、今日はたまたま「梅雨の晴れ間」のように時間が空いた。嬉しいことに美味しいケーキを用意していただいた。コーヒーをいただきながら庭づくりの話に花が咲かせる。

企画力が豊富なオーナーは、色んなアイデアを持っている。今、「一つの構想を暖めています」とのこと。そのうちにお話してくれるらしいが、どんなアイデアが出てくるのか楽しみだ。

話が終わってエントランスに出ると、白い蔓バラがデッキに絡まって咲いている。その周りも美しく手入れされていて気持ちがいい。

その右側には、色とりどりの初夏~夏の花が咲き始めていた。


ポール・スミザーさんが手がけた萌木の村の庭作り

2013-06-20 | 日記

 今年の春から、清里の「萌木の村」の庭づくりが、ポール・スミザーさんの指導によってはじまった。
「花を追い求めない」という基本コンセプトで、今までの日本における「イングリッシュ・ガーデン」ブームに一石を投じたポール・ズミザー。
ポールさんとは、この4月に「オープンガーデンオブ信州」の10周年総会でお会いし、庭づくりについて少しお話をさせていただいたという経緯もあり、今後、どんな庭づくりが「萌木の村」で進んでいくのか興味深い。

今日は生憎の雨だが、庭作りの現況を少し拝見してみることにした。

「萌木の村」に入ると、ヤマボウシが美しく咲いている。

只今「造園中」との掲示がされていた。

rockの方から入って右側に、伐採した樹木を削った材木で、パーゴラが建設されている。ここは、傾斜面で花が植えられていたところだったかな。

左手には「滝見の丘」に続く道に塔が建っていた。そのあたりは、赤松が生えていたところだが、かなりの木が伐採されていて見通し良くなっている。

一番驚いたのは、緑の芝生のあったところにチップが撒かれていて一面茶色になっていることだ。

ポールさん曰く「何時の頃からか日本人はイギリスのガーデニングブームにあこがれ、日本の土地に合わない庭づくりをするようになってしまったのです」「これからこの場所には、もともと清里の地にあった山野草を植えていく予定です」。
「あと5年はかかる」とのことだが、はたして、これからどんな庭づくりが進んでいくのか、楽しみである。

ブルーの花が好きなので、花壇に植えられていたこの花、何という名前の花なのか気になる。


足踏み状態が続くフルートレッスン

2013-06-19 | フルート

「アダージョの森」の庭にはアヤメが咲き始めた。色合いといいスクット立ち上がった姿といい、この梅雨の時期には無くてはならない花だ。困るのは葉がススキと似ているので、誤って刈ってしまうことがよくあることだ。

今日は、1か月ぶりのフルートレッスンの日だ。いつも通り、トム君が元気に迎えてくれた。このごろは言葉がはっきりしてきて、部屋に入るない「バイバイ!」といって挨拶してくれるのが面白い。

さて、レッスンの方だが、大阪での野暮用や庭づくりに時間と気持ちを取られてしまって、あまり練習できていなかったのが、てきめんに現れている。

アルテ第27巻のNO2及びNO3でストップしてしまっている。NO2のほうは、運指がややこしくて、どうしても途中で詰まってしまう。先生からテンポを落として、確実に指が動くようになるまで練習して、その後、テンポを少しずつ上げていくようにとの指導あり。

NO3のほうは、♯4つ(Cismoll)から♯7(Cisdur)への転調の譜読み、装飾音の入れ方、カデンツァの落ち着きが課題だ。どうしても慌ててしまって、ナチュラルになったりすると、ややこしくなりミスってします。そのほか、譜面のritなども的確に入れるようにとの指導があった。これらが次回までの宿題だが、この27課はなかなかの「山」になっている。

この「山」さえ越えれば、エチュード的な流れからは卒業して、28課からは、曲中心の楽しいレッスンになるのがいい。


どんどんやろう花苗の植え付け

2013-06-18 | ガーデニング

今日は外気温が16度で空は曇っている。庭作業にもってこいの日和だ。大阪から持ってきた苗や、この間いただいた苗を植え付けよう。

ぐずぐずしていて庭作業を始めたのは朝9時からだ。先ず、乾燥に強い、ツメレンゲ(Sedum erubescens)と

タイトゴメ(Sedum oryzifolium Makino)

は北側花壇東側の太陽がよくあたる乾燥がちの所に植える。

朝霧草(Artemisia schmidtiana)は、北側花壇中央に植える。

南側花壇には、大阪でケースで買ったブルーサルビア(Salvia farinacea)30ポットを

まとめて植える。その間に、ユーホルビア初雪草(Euphorbia Marginata)と

ラヴェンダー(アングスティファリア系?)を植える。

これらの花は、耐寒性が無いのが残念なところだ。せめて、今シーズン一杯は庭に元気に花を咲かせてほしいものだ。

5月の初めに種を播いたシノグロッサム(Cynoglossum amabile)が、ポット苗に育ってきた。数えると30ほどあった。

これを1ポットずつ植えていくのに時間がかかった。シノグロッサムは昨年知った花だが、ワスレナグサに似た可憐な青い花を付けるのがいい。今年は何とか種から育てたが、無事に根付いて大きくなってほしいものだ。これだけ植え付けるのに午前中いっぱいかかってしまった。

午後からは同じ南側花壇にオオセンナリ(Nicandra physaloides)3苗を植えた。この花も夏場に涼しげな薄青紫の花を咲かせてくれるのがいい。

玉アジサイ(Hydrangea involucrata)の苗は、中央階段付近に2株、残りを北側入り口に4株移植した。植える前に伸び放題になっている雑草を刈る作業からやらなければならないので、作業に時間がかかった。

その後、葉を痛めてしまったエンレイソウ(Trillium apetalon)2株を植える。なんとか球根が残ってくれて来春元気に花を咲かせてほしいものだ。

トリカブト(Aconitum japonicum)1株は中央山野草花壇に植え付けた。

植え付け作業は夕方6時ごろまで行ったが、何しろ、植える前にはびこった雑草を刈らねばならなかったので時間がかかり、全ての苗を植え付けることができなかった。残りは後日植え付けることにしよう。明日からは雨との予報なので、植え付けた苗がしっかり根付いてくれるのが嬉しい。


フルート・ギター・サックス・ピアノ練習会(第4回)

2013-06-16 | フルート

 4週間ぶりの清里、昨夜からの雨も上がり清々しい朝を迎えた。外気温は14度、半袖では肌寒い。今日は、蓼科のTMTMさん宅で、音楽の練習会があるので朝から出かける。
フルート2本、ギター・サックス、ピアノの練習会は、昨年11月15日に始めてから、今日で第4回目になる。(その間、3月25日、5月16日に行った)

少し出かける時間が遅くなってしまったので、鉢巻き道路をそのまま奥へ進み、蓼科ゴルフ場の方へ入り込んでしまった。途中で道が分からなくなり、カーナビに遠回りの道を案内されるやらして、更に時間がかかってしまった。これでは、初めから普段通りの道を走る方が良かったようだ。まさに「急がば回れ」である。

TMTMさん宅もあたりの木々が茂ったため、深い森になっている。お茶を出していただいて休憩した後、早速、練習を始める。

今日の練習メニュー。

エルガー「愛の挨拶」(山栗、T子さん)、フォーレ「夢のあとに」(Ohimaji、T子さん)、「タイスの瞑想曲」(山栗、T子さん)、ドビュッシー「月の光」(Ohimaji、T子さん)、「G線上のアリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「パッヘルベルのカノン」(山栗、Ohimaji、T子さん)、

フォーレのパヴァーヌ(Ohimaji、TMTMさん)、

ハナミズキ(Ohimaji、T子さん)、「埴生の宿」「枯れ葉」(TMTMさんSAX)

一曲ずつ演奏し、聴いている人が「リズムやテンポ、強弱」などのコメントを入れ、それを参考に、演奏を修正する。「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、演奏者の曲想が違うので、なかなか合わなかった。

昼食は、TMTMさんが特製・自家製の「インドカレー」を作ってくれた。「GABAN」から売り出されている20種類のスパイスセットから、好きなスパイスをチョイスして調合し、作ったというもの。口当たりはマイルドながら、食べ終わると口の中に、爽やかな辛みが残った。Ohimajiさんが持ってきてくれた玄米は、もっちりとしていて、カレーをかけると玄米を感じさせない味になった。野菜サラダは我が家が作って持参した。インド料理の飲み物「ラッシー」のまろやかな味が印象的だった。

演奏している途中で、窓の外の鳥小屋では、シジュウカラが子育てをしていたが、なんと今日、子供たちが巣立ちを迎えている。入り口から外の様子を覗いている雛鳥、

上手く飛び立って、近くの枝に止まって休憩している。親鳥が雛を迎えに来て、一緒に森の中に飛び去って行った。

今日は夕方6時前まで「みっちり」(?)練習をした。こうして回を重ねていくと、少しずつではあるが、演奏内容がそれなりに形になってきているのが嬉しい。しかも、練習会の日程が決まると、各人準備練習にも熱が入るのがいい。