フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

アルテ31課 「二本のフルートのためのソナタ」終える(6月第2回)

2014-06-11 | フルート

アダージョの森の森の緑はすっかり濃くなってきた。

葉を一杯に展開したハウチワカエデとメグスリノキ

今日はフルートレッスンの日である。週に1回といえども、意外とすぐにやってくるものだ。

幸い、この週は雨の降る日が多かったので、庭仕事ができない分、フルートを吹く時間を持つことができた。

今日もアルテ31課「二本のフルートのためのソナタ」をやる。
この曲は、4月23日からやってきた。かれこれ1か月半ほど練習してきたことになる。
少し長い曲である上に、苦手なトリルと高音の3連符が難題だ。

最初は、一人で最後まで吹く。まぁまぁの出来だった。続いて、先生との二重奏だ。3連符のところがどうしても慌てるのと、
高音のEのトリルの音価が「短い」との指摘あり。3連符が二つのフルートが切れ目なく続いていくのがこの曲の味噌なのだが、
どうも私のおとの入り方のタイミングが遅れてしまうので、先生の音をきっちり聞いて遅れないように。あとは、ダイナミクスをかけることなどの指導を受けた。

その後、もう一度先生と二重奏をして「まぁ、これははいいでしょう」ということになった。
苦手な曲だったので、終わって正直ほっとした。

続いて、31課二曲目の「Menuetto」をやる。繰り返しのあるかわいい曲である。一人で吹いた後、二重奏を行った。
次回のレッスンもこの曲をやる。
短く、わかりやすい曲なので、何とかなりそうだ。

何はともあれ、今日は、31課の1曲目が終了した。梅雨の間の晴れ間のような、気分になった。

ウドとホスタがぐんぐん大きくなってきている。


オープンガーデンの日が近づいてきた

2014-06-10 | ガーデニング

私が参加させていただいている「オープンガーデン・オブ・信州」の皆さんが、アダージョの森にお越しいただく日が近づいてきた。

ご一行は6月21日(土)の朝7時に長野を発ち、9時30分に萌木の村に到着する。

そこから、萌木の村をはじめ、

清里周辺で「オープンガーデン・オブ・信州」に参加する
「貸別荘 野わけ」さん、


「カントリーイン ファーストトレイン」さん

それに「アダージョの森」の庭を散策する予定になっている。

何しろオープンガーデンは初めてなので、どうご案内すればいいのか、惑うところが多い。

ちょうどそのころは、ウツギやヤマアジサイ、コアジサイが咲いている時期である。
風にそよぐ木々、様々な緑の色合い、足元に可憐に咲いている山野草など、静かな雑木林を愉しんでいただければと思っている。


オープンガーデンをするにあたって、ブルーベルさんから手作りのハンギングバスケットをプレゼントしていただいた。
お忙しい中、時間を割いてわざわざ作ってくれたことに感謝の気持ちで一杯だ。

次第に気分はたかまってくるものの、このところの雨に阻まれて、庭造りの作業があまり捗っていない。そろそろ梅雨の晴れ間になってほしいものだ。

 


雨のグリーンコテージガーデンを訪ねる

2014-06-07 | 庭探訪

今日は、ブルーベルさんご夫婦とご一緒に、富士見町の「グリーン・コテージ・ガーデン」を訪ねた。

オープンガーデンの開催中だ。

生憎の雨だったが、逆にしっとりと雨にぬれる庭を楽しむことができた。

母屋の入り口に「ウエルカム・フラワー」がさりげなく置かれている。


今日は、オーナー主人に庭を案内していただいた。通路にそって、最初、北側の急斜面を降りる。下から見ると、こんな感じだ。

庭に戻ってきて、母屋を北側から眺める。天気がいいと、北側に八ヶ岳を望む芝生の庭。小さいピンクの花をつけた「カンパニュラ・パツラ」が風に揺れている。


それを南側に回り込むと広いデッキになっている。サントリーの樽を半分に切って、植木鉢にしておかれていた。この植木鉢が素晴らしい。ゲラニウムで美しく縁取りされている。

その反対側はメドウ・ガーデンになっている。淡いパステルカラーが全体として、落ち着いた雰囲気を醸し出している。

そこを回り込むと、建物の南側に出てくる。そこは、バックヤードになっていて、ハウスの中で苗が育苗されている。その前はエントランスガーデンになっている。小さな円形の花壇があった。

庭をゆっくり見せていただいた後はゲストルームで、お茶とクッキーをいただいた。ビズをはじめ、これまで「グリーン・コテージ・ガーデン」が紹介された雑誌がたくさんあり、それを見ながら庭造りの話をお伺いした。

祖母、母、娘親子三代の時間をかけた庭造りの話は、聴いていて楽しいし、勉強させられる。

夏にはどんな庭になっているのだろうか、もう一度訪れたくなる庭だった。

 


寛ぎの庭 S邸訪問

2014-06-05 | 人々との交流

今日の昼からは、Sさんの庭を訪ねた。早春に伺い、北上川の畔で実生で育ったヤマボウシをいただいたお宅だ。

入り口の左側、満開のロサルゴサ(ハマナス)にお出迎えしてくれた。

生憎雨が降り出してきたが、ご夫婦がにこやかなに庭を案内してくれた。
真ん中に、美しく芝生が張られていて、中央に円形の花壇があり、いろんな季節の花が植わっている。今は、橙色のヘメロカリスが鮮やかだ。

南側には、黄金ニレが、すくっと立っていて、黄色の葉が美しい。スモーツクリーはともすれば暴れてしまうので、小さく剪定されている。その横に、紅葉が美しいハナノキが植えられている。


西側には大きく育ったニセアカシア・フリージア、銅葉色のベニスモモ、奥にヤマボウシが満開だ。中央、デッキ横には、ネグンドカエデが葉を広げていた。

家の北側には、ご主人が新たに、「小川」を作られていた。わきから水を引き込み、下地に防水シートを敷き、そのうえに赤玉土たっぷり入れている。
まだできたばっかりなので、これから、水草などを植えていきたいとのことだ。

その奥に、今を盛りとカンボクが白い花をいっぱいにつけていた。
雨が、かなり強く降りだしてきたこともあり、北側の写真を撮ることができなかったのは、なんとしたことだろう。

庭は、早春に伺った時からはすっかり変わっていた。
Sさん宅は、太陽がたっぷりと当たるのに、バラがほとんど植えられていない庭である。
雑草がなく、実によく手入れされている。
樹木中心の美しい庭で、庭にいると何とも言えない穏やかな気分にさせてくれる、寛ぎの庭だった。


二重奏は相手の演奏をしっかり聴くこと フルートレッスン(6月第1回)

2014-06-04 | フルート

今日は曇り空で蒸し暑い。向こう山にかけて靄がかかっている。

雨が降らないので、庭がカラカラになってきている。2日から夕方、水撒きを始めた。
Tomorrw garden(中央花壇)は水栓から水撒きし、Harmony garden(南側花壇)はポンプを使かう。
ホースの長さは、ともに30メートルだ。時間はかかるが、花たちが喜ぶと思うと、やりがいがある。

庭では、宿根アマが風にそよいでいる。水色の花色といい、細い茎といい、何とも言えず涼しげだ。


シェードガーデンでは、白雪ゲシは真っ白の花を咲かせている。

さて、今日の午後からは、フルートレッスンだ。いつも通りに2時前にチャミタクハウスに行く。

レッスン内容は、「アルテ第2巻 31課」。NO1の曲が難題だ。
変則的な3連符がどうもうまく演奏できない。特に高音になると運指もややこしいので、つい力が入って余計にギクシャクしてしまう。
「もっと落ち着いて、ゆっくりでいいです」との指示。苦手なところほど、慌ててしまうという変な癖がある。

それでも、一応、最初から最後まで、区切りながら先生との二重奏を吹くことができた。
二本のフルートの3連符の演奏が切れ目なく続いていくので、「相手の演奏をよく聞きながらタイミングよく入ってください」とのこと。
自分の演奏にばかり気を取られないで、相手の演奏をしっかりと聴く訓練だ。アンサンブルのいい練習になる。

まだまだ不十分点が多いので、引き続き来週も練習してくることになった。