フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

函館~津軽海峡~青森~弘前~十和田湖~奥入瀬(北海道旅行 その8)

2015-07-08 | 旅行

函館の朝はいい天気になった。午前7時40分出航の津軽海峡フェリーに乗船するので、1時間近く前にフェリーターミナルに到着し出航を待つ。

函館を出航すると、昨日見えなかった駒ヶ岳がくっきりと見える。

北海道ともお別れだ。

船内でゆっくりしていると、青森港に入港した。空は重くなってきた。

JR青森駅併設のスーパーの駐車場に車を置く。

インフォメーションセンターで青森の地図をもらった。


隣に、ねぶたの家「ワ・ラッセ」という施設があるので、寄ってみる。残念ながら時間がないので、パッと見て退出した。

昼食は・・・駅周辺はお寿司屋さんが多いので、結局、ステーションの中のカツ屋さんに入る。

途中で、車のキーの電池がなくなってきたマークが点灯し始めた。トラブルになると困るので、近くのオートバックスで電池を交換してもらう。

お岩木山は、雲に隠れていた。弘前城に寄る。

ここも時間がないので、ぐるりを2度回って、「また来よう」と言いながら、十和田湖を目指す。

黒石温泉郷から十和田道を通って十和田湖に到着。どんよりした空模様で、あたりが薄暗い。

十和田神社近くの「御前ヶ浜」で休憩する。

その後は、十和田湖の南~東岸を走り、子ノ口から奥入瀬渓流に入る。
素晴らしい渓流を見ながら走るのは気持ちがいい。

「白布滝」

駐車場がところどころにあるので車を止めて渓流を眺める。新緑や紅葉の頃はさぞや美しいであろう。

慌ただしく走ってきてホテルに着いたのは17時過ぎだった。十和田湖~奥入瀬間が思いのほど走りごたえがあった。

シーズンオフということもありホテルは空いていた。ゆっくり温泉に浸かった後、食事を愉しんだ。

 

 


洞爺湖から函館へ(北海道旅行 その7)

2015-07-07 | 旅行

洞爺湖は雲の多い朝を迎えた。

今日は函館までの旅になる。途中で、大沼公園へ立ち寄る。JRの駅周辺は観光客が多くて、うんざりしてしまった。もっと静かなところ
がないかと、大沼を見下ろす「日暮山」(ひぐらしやま)に登ることにした。

ところが天候が急に荒れてきてものすごい風が吹き出した。残念ながら駒ヶ岳は見ることができなかった。

函館の近くには北斗市という所があるのには驚いた。八ヶ岳の北杜市とは字が少し違う。

北海道新幹線の「新函館北斗駅」が2016年3月に竣工するという。きじひき高原「パノラマ展望台」というのがあるので行ってみると、雨が降り出してきて、展望はいま一つだった。

北海道旅行最後の宿泊地函館に着いた頃には雨が止んでいた。
土産物を買っていなかったので、ベイエリアの「金森赤レンガ倉庫」まで歩く。海産物を始めいろんな土産物売店、レストランなどがあった。


函館駅は新幹線開通ムード一色だ。なにやら春に行った金沢に似ている。

駅前の花壇も実に美しい。

夕食は、駅前の「函館朝市街」で食べる。海鮮3色丼、

焼きガニ、

イカめしなど。

食後は、函館山に登り名物の夜景を見よう。ロープウエーが人気だが、乗り換えせずにすむ、直通バスを使った。

函館山は、まだ明るいうちから、観光客が集まってきていた。

暗くなるつれて、ますます観光客が増えてきて、ゆっくり写真を撮る場所もなくなってきた。

しばらくすると、美しい夜景が広がってきた。函館山は函館湾に浮かぶ島だったということが分かる。明日の朝のフェリーが早いので、とっぷり暮れる少し前に函館山を降りることにした。


六花の森から洞爺湖へ(北海道旅行 その6)

2015-07-06 | 旅行

帯広の天気は曇り空だ。今日は中札内にある「六花の森」を訪ねる。

ここは、六花亭の包装紙に描かれた山野草の森である。
特に「十勝六花」として、ハマナシ、エゾリンドウ、エゾリュウキンカ、カタクリ、シラネアオイ、オオバナノエンレイソウを挙げている。

庭園内には、澄んだ川が流れていて、ほとりにクリンソウやエゾリュウキンカが植えられている。

山野草はほとんど終わっていて、ベニバナイチヤクソウがわずかに咲いていた。

その付近で庭作業をする職員の方々。

シラネアオイの大きな葉がぎっしりと生えているのを見ると、さぞや春先にはシラネアオイが咲き誇るであろう。

クロアチアの古民家を移築してギャラリーとして使っている。

包装紙の絵を描いた坂本直行氏の作品や児童詩集「サイロ」の表紙画が飾られていた。

坂本直行さんの後を継いで「サイロ」の表紙絵を描いている真野正美(大阪出身)さんの作品もある。

奥のほうへ行くと芝生広場があり、「考える人(ロダンから)」と題した彫刻が置かれていた。

あたり一面、ハマナシ(ハマナス)が咲いていた。

出口には六花亭のショップがあり、土産物を買った。

昼食は、少し離れた六花亭が運営している中札内美術村の中にあるレストラン「ポロシリ」で食べる。

柏の木が生えてい森の中の素敵なレストランだ。
カフェテリア方式だが、私たちは、おすすめの「ポロシリ カレー」を食べる。

六花亭を出た後は、道東自動車道を使って一路洞爺湖を目指す。
途中、「占冠」(シムカップ)インターで車のナビの自動車道が途切れてしまった。実際の自動車道は続いているのにおかしいなと思い
つつ料金所を通過したが、どうも腑に落ちないので、引き返して料金所事務所で訪ねると、「自動車道は完成しています。お宅のナビは
古いですね」と言われた。苦笑いしながら、もう一度道東自動車道に入り、千歳、登別から室蘭を通って夕方洞爺湖に着いた。

幸いにも天気が回復し、ホテルからの洞爺湖の眺めが素晴らしい。
洞爺湖の左側奥には蝦夷富士と称せられる「シリベシヤマ」(羊蹄山)がかすかに見える。

夕食後、部屋から花火を楽しむことができた。

 


美瑛から十勝千年の森へ(北海道旅行 その5)

2015-07-05 | 旅行

朝起きると、申し分のない青空が広がっている。

昨日の曇り空ではっきりしなかったので、もう一度、「北西の丘展望公園」からの眺める。大雪山が全貌を現した。

十勝岳も美しい山波だ。

足元の公園ではラベンダーが色づき始めている。

しばらく走って、上富良野の駅に到着。


ファーム富田のラヴェンダーを見ようと思って行ってみると、日曜ということもあり。ものすごい人出だったのでパスする。

続いて、十勝岳麓の「青い池」に行く。美瑛川に含まれているアルミニウムが水を青く見せるとか。

未舗装の駐車場と遊歩道があるだけのところだが、人気があるのか、沢山の観光客が来ていた。

その後、富良野から十勝へ抜けるルートからは雄大な景色を見ることができた。


道の駅「南ふらの」で昼食とする。巨大なクマのはく製があり、付近はラベンダーが植えられていた。

午後からのガーデンめぐりは「十勝千年の森」を訪ねる。

ここもいくつかのエリアに分かれている。

まずは花が咲き誇る「メドウガーデン」

「ローズガーデン」


続いて、山羊がのんびりと草を食んでいる「ファームガーデン」

先年の丘に続く「アースガーデン」は一面の美しい芝生だ。最近人気のある、セグウエイを愉しんでいる人たち。

はるか向こうに「千年の丘」を望む。(時間がないので行けなかった)

その向こうに「フォレストガーデン」があり、川が流れている。

深い森を巡るコースがあった。

キッチンガーデンまで戻ってくると暑さでぐったり。濃厚な味のソフトクリームが美味しかった。

 

 


大雪森のガーデン~美瑛へ(北海道旅行 その4)

2015-07-04 | 旅行

今日は上川町・層雲峡近くにある「大雪森のガーデン」を訪ねる。大雪山の山並みを望む丘陵地にあるが、

生憎、大雪山はほとんど雲に隠れている。空は曇っていて、少し肌寒い。

今年は「北海道ガーデンショー2015」を開催していた。上野ファームで「北海道ガーデンショー&ガーデン街道チケット」(3000
円)を購入していたので、それを使った。このチケットで北海道ガーデン街道8か所のうち好きなところを4か所めぐることができる。

「大雪森のガーデン」は大きく「森の花園」と「森の迎賓館」という2か所のエリアに分かれている。

まずは花々が咲き誇る「森の花園」をめぐる。


ヒマラヤの青いケシ


「森の迎賓館」は森の斜面になっていて、「ガーデンショー」として、さまざまな作品が展示されている。

中には、これはどうかな、と思うものもあった。

ツルアジサイがいたるところに咲いていた。

「人生の旅路」という作品は、川が流れていて、その周りに花が美しく咲き誇っていた。


そこから、少し丘陵を登ると「ドレスガーデン」に着いた。片面が、パンジーやビオラが植栽されていて、全体としてドレスのように見えるという物だ。先に立つと、大雪山がかすかに見えてきた。


正面広場に降りてきて、昼食を食べる。

その後は、美瑛を目指して走る。

JR美瑛駅のインフォメーションセンターで美瑛の地図などをもらう。

日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」とか

「マイルドセブンの丘」とか、コマーシャルに因んだエリアが多いのは、いかがなものか。

空が重く曇っているので、広々とした農村風景を十分には堪能できなかった。

パッチワークの路エリアにある小さなペンションにたどり着いた。美瑛産の小麦で作っている地ビールで乾杯だ。