フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雪がほとんど融けてしまった

2020-01-20 | アダージョの森

久しぶりに見る北岳、朝焼けが美しい

周りの畑の雪もほとんど消えてしまった

日陰になっている道には雪が残っていた。少しの距離でもスタッドレスはありがたい。

屋根の雪が落ちかかっている

ダンコウバイの蕾がわずかに膨らんできている。春へ向け少しずつ歩み始めていると思うと、心が浮き立ってきた。


八ケ岳へ

2020-01-19 | アダージョの森

正月の家族との団らんや、年明けての友人たちとの食事会を終えて、いよいよ八ヶ岳へ戻る日がやってきた。

荷物を積み込むのに手間取って、自宅を立ったのは、9時45分になった。幸い、いい天気なのでよかった。

日曜日だが、観光シーズンから外れているので、道路は空いていて走りやすい。

恵那山トンネルを越えると、南アルプスの山々が見えてきた。いずれも真っ白に輝いている。

14時30分、諏訪湖に到着

雲に覆われてきて、どんよりした空模様に変わってきた。

八ヶ岳もはっきりしないが、美しい姿に変わりはない。

諏訪湖で八ヶ岳を見ると、戻ってきたなという気分が一気に高まる。

堂々とした金峰山

日本百名山を著した深田久弥の終焉の地 茅が岳

長坂インターを降りて、スーパーオギノで食材の買い出しをしよう駐車場に入るとなんとなく空いている、冬だからかなと思ったが、なんと、店内改装中で2月の初め頃まで閉店だ。

それならと、フルートレッスンの終わりによく立ち寄るスーパー 「ザ・ビッグ」須玉店へ行く。この店は、イオンの格安系列店なので、どんな商品も1割は安いという、消費者にはありがたい店だ。

 食材を買い込み、地元でいつもお世話になっているAさん宅へ「戻りました」とご挨拶に行く。

それが、終わってアダージョの森にやってくると、このところの雪はだいぶ融けたものの残っていた。

これは入り口が北側にあるからだが、家のある南側に来ると、ほとんどの雪は融けていた。

明日からは、伐採作業中心の八ヶ岳暮らしが始まる。


清里を訪れた友人たちとの食事会

2020-01-17 | グルメ・クッキング

今日は、昨年の秋、清里のポールラッシュ祭の時に来ていただいた友人たち二人と私たち夫婦、計4人で食事会を持った。

最近の大阪の食事処がわからなくなってきているので、Oさんが、和食のいい店に案内してくれた。

JR天王寺駅北口を出て、少し細い路地を入ったところにある「天田」というお店。

テーブルに置かれた「季節コースの御献立」にそって、料理が運ばれてきた

先付け 下仁田葱のすりおろし 平貝、焼餅、慈姑~これ何と読みますかと店の方に尋ねる くわい~菜の花、湯葉

まずは、ビールで再会を喜び乾杯した。葱のすりおろしが効いている、焼餅がいいな

吸い物 蟹真丈(かにしんじょう) カニの旨みが広がる

作里 鯛、鰤、太刀魚(葉の下) やや分厚く切った刺身なので食感がいい

日本酒 肝心の名前を忘れた 奧左は超辛口 右は甘口 手前のガラス徳利は「八海山」

焚物 茄子鶏味噌掛け 鶏肉ミンチ味噌ダレがなかなかの味だ

創作料理なので、いろいろ工夫されていて楽しい

焼物 鰆幽庵焼(幽庵地(醤油・酒・味醂の調味液にユズやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた魚の付け焼き。)

ユズの仄かな味と香りが効いている

揚物 鱈白子天婦羅

鱈の白子は天ぷら 下側 外はカリッと中はクリーミーで美味しい 左上は干柿の天ぷら

小鉢 合鴨ロース味噌漬燻製 蓮根 蕪 林檎みぞれ(甘みと酸味がある)

少し酔いが回ってきたな、と言いながら白ワインのハーフボトル(アルガブラン)を注文した

追加注文したカキフライ

甘味 抹茶羊羹

 食事を頂きながら、今年の各々の楽しみ、また清里に行きたいとか、友人宅の家で食事会を持とうとか、という話に花が咲いた。


金沢 ひがし茶屋町をめぐる

2020-01-14 | 旅行

今日は、金沢の「ひがし茶屋町」を訪ねよう。

金沢市ホームページより
 
「東山ひがし重要伝統的建造物群保存地(平成13年国指定)」
 
浅野川の東岸に位置する「ひがし」は、文政3年(1820)犀川西岸の「にし」とともに公許され、形成された茶屋町です。街路に面して、一階に出格子を構え、二階の建ちを高くして座敷を設ける「茶屋建築」が連なっています。
京都・祇園の茶屋町と並び、これら江戸時代後期から明治初期にかけての茶屋建築がまとまって残されている「ひがし」は、日本の華麗な茶屋文化を今に伝える貴重な町並みです。」

 朝は時折陽が射していい天気になった。

朝風呂にゆっくり浸かり、食べ応えのあるバイキングの朝食を食べる。(写真を撮り忘れる)

ホテルを出てJRの駅に着き、構内を歩くと、「シャインマスカット」の写真が掲示されていた。何かなと思ってよく見ると、なんと、「加賀ブドウ」と書かれているではないか。「シャインマスカット」は甲州・信州だけかなと思っていたが、加賀でも作っているとは驚いた。

ホームの向こうには、橋杭がどんどん建設されている。そう、北陸新幹線の福井への延伸工事が進んでいるのだ。

金沢に着いた。方言で、「あんやと」というらしい。

金沢の東山山麓は数々の寺が連なる街を形成していて「卯辰山山麓(うだつさんろく)重要伝統的建造物保存地区」となっている。

その南西に「東山ひがし」の茶屋町がある。

市内を流れる浅野川東岸にそって町は広がっている。「秋声のみち」の表示があり、近くに「徳田秋声記念館」がある。徳田秋声は金沢の出身だったのか、できれば立ち寄ってみたいなと思いながら、茶屋町に入っていく。

※ 「徳田秋聲(1871~1943)は、尾崎紅葉の門下を経て、田山花袋、島崎藤村らとともに明治末期、日本の自然主義文学における代表的作家として文壇に名乗りを上げました。・・「新世帯(あらじょたい)」「黴(かび)」「爛(ただれ)」「あらくれ」「仮装人物」「縮図」などの諸作が名篇として知られています。」(記念館ホームページより)

 

北陸と言えば、幻の魚ノドグロ・・普通の名前は「アカムツ」というが、口の中が黒いのでそう呼ばれている。昔は見向きもされない安い魚だったらしいが、テレビで取り上げられてから、希少価値が高まり、高級魚になったといわれている。

そのノドグロを食べさせてくれるという店に入った。(店の名前を忘れてしまった)

少し小ぶりのノドグロの塩焼き定食。プリッとした白身を口に入れると、脂ののった旨みが広がった。

昼食を食べ終わった後は、茶屋町の中を歩く。観光客が少しずつ増えてきた。

しばらく歩くと甘いものが食べたいということとなり、ぜんざいを食べに入る。

少し時間がかかりますとのことだったので、待つ間にビールを少々。少し違和感があるといえばある。

外がかりっと焼かれた餅が入ったぜんざいは、適度な甘さで、美味しかった。

その後もぐるっと歩いて、道路側に出てきた。

「秋声記念館」に寄るはずだったが、あちこちしているうちに時間が無くなってしまった。次回に置いておくことにしよう。

金沢市内のバスは右回り・左回りがある。RL(ライトループ)LL (レフトループ)と呼ばれていて、「ひがし」はバス停「橋場町」にある。金沢駅からは往きは右回り、帰りは左回りに乗ると、便利だということを知った。

LLに乗って200円で金沢駅東口に戻ってきた。綺麗に張られた「雪吊り」も、こう雪がないとさみしいな。

雪がある時に再び来訪したい気分になった。


冬の北陸路

2020-01-13 | 旅行

この数年、山の会のメンバーと冬は、温泉旅行に行くことになっていて、今年はどこに行くのかなと楽しみにしていたら、北陸路の温泉ということになった。

11時42分大阪発の「サンダーバード 19号」乗り込む。

昼食は各自弁当を用意することとなっていたので、近鉄百貨店に行くと、長い行列ができているコーナーがあった。どれでも2品で1080円と書かれているのでお得感がるようなので私も最後尾に並んだ。私は、ちらし寿司とお酒のあてになりそうな詰め合わせを買うことにした。

列車が発車してしばらくすると12時を回ったので早速ランチとなる。

右手には、琵琶湖が広がっている。雪は見られない。

それから山間に入り、いくつかトンネルを抜けて福井県に入っても、雪は全く積もっていなかった。

その後予報通り雨が降り始めたころ、「加賀温泉」に到着した。

今夜の宿は、「加賀百万石」。入口を入ると和傘と屏風が美しく飾られていた。

部屋でくつろいだ後はPH8.1無色・無臭の弱アルカリ泉に浸かる。

平日ということもあり、客は少なく、ゆったりと湯船で体を伸ばすことができた。

体を温めた後は、お待ちかねの夕食だ。乾杯の後は、蟹の実をほぐして口に運ぶ。自ずから、皆さんの顔がほころぶ。もちろん、会話は一時途絶える。蟹のあとは鰤の煮つけに舌鼓を打った。