入場券 理趣経種子曼茶羅 福内鬼外図 富岡鉄斎 大正時代
勝覚 保安3年(1122) 重要文化財
「書の名筆 書のデザイン」 展
出光美術館(JR有楽町駅、地下鉄日比谷駅、同有楽町駅)開館40周を記念して2月12日まで開催されています。
展示作品の見学の前に先ず「書はデザイン」の疑問 に応えるべく掲載されたお言葉がありましたので記録して参りました。
(掲載文より)
『今日私たちは生活空間でよく見かける活字書体の芽ばえは紀元前後の中国に見られます。
今から2000年ほど前のことです。いわばこれが文字デザインの創世記。
そのうちわが国へも文字文化が到来し平安時代には唐の時代から強い影響を受けました
この頃の中国ではすでに今の活字の基本となった様々な楷書が完成していました。
文字の装飾性について考えてみましょう』
展示作品は
1.書はデザイン? ー 形象(かたち)と個性
2.動中の工夫 ー 挑む姿
3.連ねる美、流れる旋律 ー かな書の彩り
4.見立てとかざり ー デザインとあそび
の四つに分けて構成され、中国の後漢・唐時代、日本の奈良時代から昭和にかけての名品74点が展示されています。 (ご案内より)
ご案内の写真真ん中は 1.書はデザイン? ー 形象(かたち)と個性 に展示。
写真右は 4.見立てとかざり ー デザインとあそび に展示され、文字で構成された
赤鬼 や天神様など文字の形を鬼に見立て、朱墨 を使う事で 赤鬼 が登場した遊び心が伺えます。
会場に伺うまでは 「書はデザイン」 と言う言葉に を感じておりましたが先生に丁寧に説明を戴きながら実際に目で見ることの大切さを学ぶことが出来ました。
素晴らしい書の世界に魅了された実り多い一日となりました。