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日本遺族通信 平成19年9月15日号の遺書と九段短歌

2007年09月28日 23時10分54秒 | 日本遺族通信


                 9月靖国神社社頭に掲示された遺書

靖国神社に掲示された23歳のお若いお方のお言葉ですが、覚悟の上に綴られたご家族の皆様への最後のお手紙にいかばかりかと言葉がございません。
時代とは言えとても残念に思います。
昨今の親が、親を、子どもが、子どもを・・・絶対にあってはならない様々な事件に思うのです。
戦争の悲惨さ、悲しみを経験した者は生命の大切さを心から願うのです。 
今号にも全国から鎮魂の歌が寄せられました。
未だ家族を失った悲しみは癒える事はありません。  
永遠に・・・  合掌

  風雪に耐へし墓標の一尺となりて名の文字墓砂に消ゆ       江南市  女性    
  連行中力つき果てシベリアで兄は爆死す手榴弾にて        小牧市  女性
  靖国の社頭にぬかづき兄想ふアンダマンの海いづこに散りしか      鳥取市  女性
  父まさば疾くに百歳越えたるに遺影は若し眼鏡の光る          大阪市  女性
  「旨し」とて父の食べしとふふるさとの米を持ち来ぬはるか戦地に 青森県  女性
  花開く平戸つつじを見めぐりて父は美しと歌に詠みたり         大阪市  女性
  伯父逝きし朝にも掲げし日の丸を傘寿のわれが飾る元旦      青森市  男性
  吾が孫と歳重ねて思ふなり年令若くして逝きし君はも       和歌山県  女性
  父叔父も在りす護国のみたま祭春の調べに巫女の舞ひ和す     名古屋市  女性
  忠魂碑皆若き兵ばかり兄の名もあり友の名もあり          京都市  男性 
  検閲に本意書けざる文のなか吾の成長ひたすら祈れり        千葉市  私    

コメント (4)
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