独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

鹿島神宮・佐原の旅 

2009年06月06日 09時22分02秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

                千葉実年大学校 歴史倶楽部 平成21年度 6月度定例会
          わが国最初の実測日本地図を作り上げた伊能忠敬を佐原に訪ねて!                   
     

6月定例会は 茨城県潮来市、前川あやめ園、鹿島市、鹿島神宮、千葉県香取市 香取神宮 さらに、わが国初の実測日本地図を作った伊能忠敬の菩提寺 観福寺  等を訪ねます。
鹿島神宮と言えば日本全国に600社ある鹿島神社の総本社で、祭神は武甕槌大神 (たけみかづちのおおかみ)で武芸の神として有名です。
香取神宮は古くから国家守護の神として明神大社として、下総国の一の宮です。また 「北総の小江戸」 とも言われる 佐原の町並み を巡り、鑑賞する旅です。
上記のご案内に100名程の会員が参加を希望されましたが、食事の会場の都合で2回に分けて実施される事になりました。
私は、前半の日程に参加をさせていただきました。
天気予報では終日  マーク に覚悟の旅  でしたが、幸にも  の女神が微笑んでくれました。
旅の終わりに 小  に見舞われた程度に一同安堵の楽しい旅を過ごすことが出来ました。
     1.開 催 日  : 6月5日 (金)  ~  小

            : 6月7日 (日) 
     2.集合時間 : JR千葉駅 NTT前 7時20分          
     3.参加人数 : 5日 49名
            : 7日 38名  
【行 程】
NTT前 7:30 前川あやめ園 → 鹿島神宮 → 昼食 吉庭 → 香取神宮 → 観福寺 → 佐原の町並み見学 (伊能忠敬記念館他)
前川あやめ園 (茨城県潮来市)
潮来市営あやめ園は、全部で35,843㎡あり、その中で中心的なのが昭和51年4月開園の前川あやめ園です。
園内には、何種類ものあやめ(花菖蒲)が植えられており、見頃を迎えると一面に咲き誇ります。一番の見頃は例年6月10日頃です。
また 「潮来笠記念碑」 や 「潮来花嫁さん記念碑」 が設置されており、そこでは歌手の橋幸夫さんの 「潮来笠」 や花村菊江さんの 「潮来花嫁さん」 の曲を聴くことができます。
 

 
 
鹿島神宮 (茨城県潮来市)
鹿島神宮は、常陸国一宮で、旧社格は官幣大社であり、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社です。

 
           楼 門 (重要文化財)                    御朱印
 

 
         本殿 (重要文化財)                 奥宮に向かう参道

  
            要 石                    奥 宮 (重要文化財)

 
             鹿                        さざれ石
要 石 (HPより)
常陸(茨城県)鹿島神宮の要石の伝説によれば昔その地方にしばしば地震があり、それは地下に大鯰がいてあばれるからだと云うので、
鹿島の神々達が相談の上大きな石の棒(石剣)で鯰の頭を釘刺してしとめました。
それが即ち要石で地震の際にはこの要石は殊の外大いに揺れるが どうしても抜くことが出来ないと云われて来ました。

鹿島神宮の鹿 (HPより)
鹿島神宮には鹿園があり、神の使いとして親しまれている30数頭の日本鹿が飼われている。
鹿園の説明書き等によると、鹿の神である天迦久神(あめのかくのかみ)が天照大御神の命令を武甕槌大神の所へ伝えにきたことに由来し、鹿島神宮では鹿が使いとされている。
また、藤原氏による春日大社の創建に際して、767年(神護景雲元年)に、白い神鹿の背に分霊を乗せ多くの鹿を引き連れて1年かけて奈良まで行ったとされている。
   
昼食 吉 庭 (きってい) (千葉県香取市) 

80年前の邸宅を改装したレストラン。800坪もの美しい庭園を愛でながら美味しいお料理を戴き、会員相互の親睦を深めました。



香取神宮 (千葉県香取市)
香取神宮は古くから国家鎮護の神として、皇室のご崇敬最も篤く、下総国の一宮です。


           総門下石鳥居                  楼 門 (重要文化財)
          
 
     「夏越の祓」 6月30日午後3時より         奥が拝殿、手前が本殿 (重要文化財)       

            
  
       香取神宮の御朱印             多くの灯籠が奉納されている参道

観福寺 (千葉県香取市)

      訪ふ人の絶ゆるなきとふ忠敬の墓前に二たば新しき供花   嘉子

真言宗豊山派の古刹。本堂・庫裏・不動堂・毘沙門堂・薬師堂・参籠堂など堂々とした構えであり、関東三代厄除大師の一つに数えられています。
守護仏は聖観世音菩薩で、弘法大師が布教の折りにお泊まりになった為お堂を建てた(890年)のが起こりと伝えられております。
  
観福寺は、中世には鎌倉幕府の有力御家人であった千葉氏の祈願所として栄え、近世には伊能家の厚い尊崇を受けた。
本堂は江戸後期の再建だが、大きく立派なお堂で、この寺院の繁栄の歴史を感じさせる。
 
観福寺の懸仏は、もとは香取神宮におさめられていたものである。
それが近代初頭の神仏分離の際に廃棄されるようにして神社から出た。一時は埋められていたともいうが、篤志家によってこの観福寺に収蔵されることになりました事伺いました。
収蔵庫内には、測量図(琵琶湖周辺のもの)など、伊能忠敬関係資料も展示されている。伊能忠敬と伊能家一族の菩提寺でもある。
佐原の名門 伊能忠敬 の墓所には、その偉業を偲び今も訪れる人が絶えないと伺いました。

       
       
         観福寺 (ご案内の より)

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続  観福寺

2009年06月06日 08時10分39秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

  

          訪ふ人の絶ゆるなきとふ忠敬の墓前に二束新しき供花   嘉子

佐原の町並み散策

          この町は蛇の目傘が似合ひさう梅雨降る小江戸の佐原散策 嘉子

 市内をゆったりと蛇行しながら流れる小野川沿や、香取神宮に向かう香取街道沿いの町並みには、江戸時代の名残を留める昔ながらの建物が多数残っております。
 木造や蔵造りの町家のほか、土蔵・洋風建築などの伝統的建造物が数多く残り、小野川や柳等の周囲の環境と一体となって、利根川下流域の商業都市としての歴史的背景を伝えています。
 樋橋は江戸時代の初期に、佐原村の灌漑用水を小野川の東岸から西岸に送るため、木製の大きな樋をつくり架けたのが始まりです。
 後に灌漑用水を通した大樋を箱形にして、手摺りをつけて板を敷き、人が渡れるようになりました。
 「樋橋」が正式名称ですが、市民の間では大樋から 「水」が流れる音にちなんで「ジャージャー橋」と呼ばれています。
 30分ごとにジャージャーと水があふれ落ちる様子に訪れる人々を楽しませております。
 佐原市の市街地の中央には 「小野川」 が流れていて、その周辺は江戸時代には銚子と江戸を結ぶ利根川水運の発展により、商業地区として栄えたと伝えられています。

  
          ジャージャー橋                      小野川と柳
 これらの町並みは平成8年12月10日に、 文化庁から 「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けました。関東地方では初めての指定地区となります。 (以上HPより)
 上記2枚の  は未熟ながらも私としては気に入った記念になりました。 

(1)伊能忠敬 (いのう ただたか) を訪ねて
  郷土の偉人 伊能忠敬 は、今から200年前の江戸時代中期に、初めて実測による正確な日本地図を作製するという大事業を達成した人物です。
  佐原の人々は、伊能忠敬のことを尊敬と親しみを込めて『いのう ちゅうけい』と呼びます。
  また、佐原小学校の校歌の中でも『ちゅうけい』と歌われていました。
  その忠敬が、生涯学習時代や高齢化社会の今日、日本を代表する希望の星として注目を集めています。
  平成10年5月22日 (金) に忠敬の業績と生涯を展示した 「伊能忠敬記念館」 が開館しました。

 
         伊能忠敬記念館                     旧 宅

(2)小野川沿いに土蔵が建ち並ぶ江戸情緒の残る 重要伝統的建造物群

 
        中村屋乾物店(文庫蔵)             中村屋商店(荒物・雑貨・畳)

 
       正 上 (佃煮の製造販売)                植田屋荒物店

  
     左)福新呉服店 (右)小堀屋本店             三菱館(旧三菱銀行)

  の予報に  しました朝を迎えましたが、予報が幸に転じ、3時頃まで何とか  をささずに見学が出来ましたこと、役員の皆様のお気持ちに思いを致しております。
 この度も素晴らしい企画の歴史探訪の旅に大勢の皆様と御一緒に楽しく学ぶ機会を戴きましたこと、ご配慮に幸せに感謝を申し上げております。
 前川あやめ園の沢山のお花に癒され、久方ぶりの鹿島神宮に家族の安泰を祈り、改めてその荘厳さにしばし佇みました。
 香取神宮・観福寺・佐原の町並み散策は3年振りの訪問でしたが、新たな発見もあり、懐かしく楽しい旅でございました。 
 会長さんを初め、ご担当役員の皆様に心より御礼を申し上げます。
 誠に有り難うございました。 
     
 会長さんから戴きました資料を基に、私の旅日記  を綴ることが出来ました。
 私事の日記に大勢の皆様にお立ち寄り頂きますこと、御礼を申し上げております。
 お立ち寄り頂きました折りに、訂正箇所などお気づきの点、ご指摘戴きたく宜しくお願い申し上げます。      

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする