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フィリピン慰霊巡拝レイテ班 埼玉県の旅

2011年06月06日 06時37分07秒 | レイテ班の旅

              平成23年6月2日(木)  気温は日中でも17度  ~ 3日(金)  気温は日中29度迄


          懇親会場「川越プリンスホテル」にて                      五百羅漢様を参拝して

私達は、平成12年度(2000年)フィリピン慰霊友好親善事業訪問団 全国遺児125名の一員として参加をさせていただきました。

多くの慰霊先がありますことに、A班からF班に分かれ、私たちF班はレイテ島内のマハンラグ、タクロバンなどを慰霊巡拝いたしました。
後に「慰霊巡拝レイテ班」と名付け、各県持ち回りで、年一回の親睦の旅を続けております。
今年は静岡県の男性1名、女性2名のお方が幹事を努められ 「川越の旅」 を企画して頂き、新たな再会の旅を楽しみました。
しかし、戦後父親のいない寂しさを共に過ごしましたお仲間3人はすでに鬼籍には入られました。
皆様で心からのご冥福をお祈り申し上げました。 合掌
    
            身罷りし遺児三人を偲びつつ亡父追慕のレイテ班の旅
  
1.集  合 大宮駅 まめの木前 12時
 
                
大宮駅                     まめの木前  
2.参加者 11名     
   愛知県  (2名) ・ 埼玉県 (3名) ・ 新潟県 (2名) ・ 福井県 (欠席)
   神奈川県(2名) ・ 富山県 (1名) ・ 山梨県 (欠席) ・ 千葉県 (1名)
3.物故者 3名 (神奈川県1名)・(山梨県1名)・(千葉県1名) 合掌
4.懇親会場 川越プリンスホテル 
5.行  程      
1日目 6月2日(木)  朝から気温が  冬支度のお出かけで

(1) 埼玉県護国神社参拝
 
             埼玉県護国神社                           拝   殿
鎮座地
 さいたま市大宮区高鼻町3丁目149番地
祭神
 鳥羽伏見の役以後の國事に殉じた埼玉県関係の英霊5万1千余柱
特徴
 本殿の目の前を道路が横切っているという珍しい神社でした。
  
正式参拝後は山田宮司様の熱いお茶のおもてなしを頂き、気温が17度まで   い寒さの中にホットした温もりのひとときを頂きました。
又、
丁寧に管理保存された沢山の遺品に涙があふれました。
この展示は山田宮司様になってから開始されましたことを幹事から伺いまして皆様で心から御礼を申し上げました。

(2) 見学
 
         護国神社から観光  で約1時間半、40km?のドライブを楽しみながらかなり遠くに所在しております

            「丸木美術館」 http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/genindex.htm を訪ねました。
 
を降りてから約15分、爽やかな鶯の声を楽しみながら農道?を散策、案内板に到着しました。
原爆の図 について (HPより)
1950年に丸木位里・丸木俊の共作により、「第1部・幽霊」が発表された。
最後は1982年の「第15部・長崎」であり、この作品のみ長崎原爆資料館が所蔵。
残りの14作品が原爆の図丸木美術館に所蔵され、巡回展に出る以外は常設展示されている。
それは幽霊の行列。
一瞬にして着物は燃え落ち、手や顔や胸はふくれ、むらさき色の水ぶくれはやがて破れて、皮膚はぼろのようにたれさがった。
手をなかばあげてそれは幽霊の行列。
  ー (原爆の図第1部 幽霊 より) ー 
と記述されておりました。
以前  では拝見したことがありましたが館内のあまりにも悲惨な作品に言葉を失いました。
しかし、再び訪ねることの難しさに貴重な資料館を見学できましたことに感謝を致しました。
都幾川のせせらぎに耳をすまし、鶯の優しい鳴き声に癒されたこの環境は丸木位里の故郷に似ていることからこの地を選ばれましたことを伺いました。

 
              丸木美術館全景                     都幾川のせせらぎに耳をすまして

懇親会は 川越プリンスホテル「古稀の間」において先ず、ご逝去されたお三方に黙祷を捧げ、昔日の思い出を語り合いました。
お料理は中華料理を頂きながら今年で11年目を迎えました「レイテ班の旅」に思い思いの感想を寄せ合い、今後の継続とお互いの健康をお祈り致しました。
2日目 6月3日 (金)  朝から気温が  く夏姿に変身
小江戸 川越 見る・遊ぶ ~ 観光ガイドの永井様の説明を頂きました。
一路 「喜多院」 へ 
喜多院(きたいん)は、埼玉県川越市にある天台宗寺院。山号は星野山(せいやさん)。
良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り川越大師の別名で知られる。
建物はほとんどが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。
広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっている。
1月3日の初大師(だるま市)、節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなど諸行事はもちろん、四季折々の行楽客で賑わう。
境内にある五百羅漢の石像も有名である。(HPより)

 
             喜多院に臨む一行                    喜多院中興の祖 慈眼大師(天海)

        
 
                     説明版の文字は 
遠州流庭園 枯山水 曲水の庭 と有り

 
                   美智子皇后が眺められた しだれ桜 とお立ち になられたところ
                私たちも同じ場所に立って皇后様のお気持ちを幸せに想像させていただきました。
 
                美しい多宝塔                       五百羅漢様の説明を聞く
                  

 
 

中院・不染亭と島崎藤村の説明を聞く
 


  
                                       島崎藤村の書による 「不染」 の碑
蔵造りの町並みへ
 
            音風景百選 時の鐘                        有名な蔵造り


            蔵造りの町並みを散策                     昼食会場 「うんとん」

かおり風景百選 お菓子横町へ

今こうしてささやかな幸せを語り合う事の出来ます再会の旅に感謝をしております。

今回お世話になりました埼玉県のお三方様に御礼を申し上げます。
平成24年度の幹事は千葉県の私一人ですが皆様に喜んで頂けますように頑張りたく思います。
それでは皆様、お会いできる日までどうぞお元気でお過ごし下さいませ。  

コメント (8)
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