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日本遺族通信 平成26年3月15日号 遺書と九段短歌          

2014年03月22日 07時00分00秒 | 日本遺族通信


                    平成26年3月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌

「笑って護国の花と散ります」 と母兄弟妹様にあてた最後のお手紙に涙無くしては読めません。
このころの若い青年の皆様が異口同音に「日本男子の本懐で有る」と国のために命を捧げましたことに残念でなりません。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

九段短歌
私たち遺族は命ある限り鎮魂の歌を詠み続けて参ります。
今号にも、12名の遺族関係者の鎮魂の歌を掲載していただきましたのでご紹介させて頂きます。
お目を通して頂けましたら幸に存じます。

  慰霊碑の掃除し終へて伏し拝む平和の礎築けし英霊            名古屋市 遺児男性
  亡き父の温もり面影知らぬまま想ひて齢はや七十と四            豊橋市 遺児男性
  我が父に悲しき過去の長恨を泣きて伝へし靖國の社                高知市 遺児男性
  三十年おくれて祖國に還りたる最後の兵士小野田氏逝けり             鳥栖市 遺児女性
  亡母に似し杖をつく人靖國の社に祈る長き時間を              足利市 遺児女性
  戦没者墓苑に刻銘の義兄の名の確かにありて若さぞかなし            長岡京市 遺族女性
  七十年一人で生きし母の手に靖國の御神札涙で滲む             甲州市 遺児男性
  若き父しのびて会いにサイパンへ父も吸ひしかこの大気をば           名古屋市 遺児女性
  戦国の時代にありて父は逝く野に咲く花の散りゆく如く           甲州市 遺児女性
  逢ひたしと思へど老身ままならぬ靖國の宮も遙かに遠し           角田市 妻
  名も知らぬ原色の花島に咲く楽園の如ソロモン諸島は             富士吉田市 遺族男性
  レイテ島の真つ青なる海にはしやぎゐし子らの安否を祈る日も夜も         千葉市 私

コメント (4)
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