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日本遺族通信 平成31年1月15日号 遺書と九段短歌

2019年01月19日 10時14分38秒 | 日本遺族通信


                               平成31年1月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌

可愛い盛りのお子様たちに想いをいたしながらお書きになられました最後のお手紙に涙があふれました。戦病死とありますのでご自分の死を覚悟されましてのお手紙だったのでしょうか。
お子様たちが読めますように全文カナ文字でお書きになられましたお手紙に残念!の他言葉がありません。心からご冥福をお祈り申し上げます。

matsubara様より
「いつもお若い方の遺書てすが、今回は小さい子供を思う父親に悲しみが募ります。
   こんな子を残して遺書を書かねばならないとは悲惨です。」と頂きました。

いつも皆様にご覧いただいております九段短歌ですが、今年より遺書と同様にご紹介させて頂きたく存じます。
最初にご紹介の 佐世保市の田中 暁様は 慰霊友好親善事業20周年記念 「洋上慰霊」 に参加して (3-2) 平成23年3月5日~16日迄の洋上慰霊の折に出合いました従順「鳥海」
艦長様のご子息様です。
昭和19年10月27日 海軍最後の激戦地レイテ沖海戦に 「鳥海」 乗員父を含む960名の戦友の皆様は遠くレイテ島沖に眠ったままにおりますが、この度の洋上慰霊に出合いました遺児は
ご子息様とただ2名の出会いにとても感激しました事が思い出されます。

     「鳥海」の艦長の子息に出会ひたり船上に交はす熱き熱き握手

今もお電話で交流を深めておりますが卒寿を迎えましても尚、お元気のご様子を確認させて頂き安堵いたしております。

6首めの青森県の田中 恭子様は 天皇・皇后両陛下ペリリュー島慰霊の旅に感謝 2 の折に色々とご尽力をされました大切な友人です。
地域の中に於いてはボランティアにも力を注ぎながらいつも素晴らしいお歌も拝見させて頂いておりますお方です。

田中恭子さまに寄せて詠む
     九段短歌の投稿者と知る田中恭子さん両国旗一八〇〇本島に持参す

       両陛下のお言葉賜ひて田中さん「良かつたですね」と父に告ぐとふ
  
以上2名のお方はお名前を記載させて頂きました。

      私の歌は、千葉市  嘉子とさせて頂きました。新年号に掲載を頂きました事に励みを頂いております。
      今後も掲載頂けますように学んで参りたく考えております。

      お目を通して頂けましたら幸いに存じます。

        
                           この度の歌は、2回目の洋上慰霊に詠みました歌です。
            1回目の折はただただ父が恋しく、父を偲ぶばかりに夢中になりまして歌も個人的になりました事に反省をいたしました。

                     「鳥海」に届けと捧げし白菊を呑み込むごとく荒波が運ぶ は1回目の洋上慰霊の折の歌でした

2回目の洋上慰霊参加の折は多少気持ちの余裕に祖国の白菊を「全海域の英霊に・・・」と詠むことができました。

コメント (2)
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