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令和4年6月23日 沖縄慰霊の日 少女の「平和の詩」を辿る

2022年06月25日 00時47分32秒 | 遺族会(各追悼式・戦争証言などを含む)

          「県内の小中高と特別支援学校の児童・生徒から寄せられた911点から選出された沖縄「平和の詩」朗読は小学校2年生の徳元穂菜さん」

6月23日沖縄県糸満市の平和祈念公園で催された「沖縄全戦没者追悼式」で、沖縄市立山内小学校2年生の徳元穂菜(ほのな)さん(7歳)が「平和の詩」を朗読した。
「こわいをしって、へいわがわかった」と題した詩。沖縄戦の実相を描いた絵を見て感じた怖い気持ちや悲しい気持ち、普段の生活で感じる平和のありがたさを、抑揚を付けて読み上げた。

徳元さんは毎年、「慰霊の日」に家族で糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園にある「平和の礎(いしじ)」を訪れる。
沖縄戦で亡くなった曽祖父将保(しょうほ)さんの名が刻まれた碑の前に折り鶴や手紙を置き、手を合わせる。

新型コロナウイルスの感染が拡大していた昨年は6月20日に平和祈念公園を訪れ、その後に宜野湾市の「佐喜眞美術館」へ行った。
徳元さんは展示されている「沖縄戦の図」(作・丸木位里・俊)の前で、恐怖に身をすくめた。
惨劇を描いた絵の中央で、正面を見つめる同じ年代の子どもに目を留め、「悲しそうにこっちを見ている。子どもだけでお母さんがいない」と母親の千鶴さんにしがみついた。
母に触れた時のぬくもりに「これがへいわなのかな」と感じた。
「世界中の人たちが仲良くなって協力すること。戦争がいけないことだと強く思ってほしい」と願う。
そして「せんそうがこわいから へいわをつかみたい ずっとポケットにいれてもっておく ぜったいおとさないように」と詩を綴った。(HPより)

徳元穂菜さんの詩の題材になりました「沖縄戦の図」が展示されております宜野湾(ぎのわん)市の「佐喜眞美術館」の紹介がTVで報道されましたので保存させて頂きました。


   佐喜眞(さきま)美術館の「沖縄戦の図」 をみて詩を作りましたと紹介されました              詩の題は「こわいをしって、へいわがわかった」

          【徳元穂菜(ほのな)さんが見学された 「佐喜眞(さきま)美術館」について初めて学ぶことができましたので保存させて頂きました。】


              沖縄・宜野湾(ぎのわん)市の洞窟跡                             広大な基地が広がる


            普天間基地周辺は学校が密集しています                  佐喜眞(さきま)美術館は普天間基地に入り込んだ場所に立っています


                     先祖からの土地をほんの一部返還させて海が見える場所に建設しましたと語る佐喜眞美術館長






         「幽霊の行列」他「沖縄戦の図」を描かれた丸木ご夫妻様

                     過去のNHK短歌大会入賞歌  描かれし「幽霊の行列」に息止まる丸木夫妻の怨念ここに


               炎に包まれる市民を描いた悲しい絵                       母親が泣く我が子を殺める様子を描いた悲しい絵



                過去にレイテ島慰霊巡拝にご一緒しましたお仲間との埼玉県の旅に「丸木美術館」を見学しました事を振り返ってみました。

                        埼玉県 見学  2011年06月06日

                 埼玉県護国神社から観光  で約1時間半、40km?のドライブを楽しみながらかなり遠くに所在しておりました

                   「丸木美術館」 https://marukigallery.jp/原爆の図 丸木美術館 | Maruki Gallery For The Hiroshima を訪ねました。

を降りてから約15分、爽やかな鶯の声を楽しみながら農道?を散策、案内板に到着しました。
「原爆の図」 について
 (HPより)
1950年に丸木位里・丸木俊の共作により、「第1部・幽霊」が発表された。
最後は1982年の「第15部・長崎」であり、この作品のみ長崎原爆資料館が所蔵。
残りの14作品が原爆の図丸木美術館に所蔵され、巡回展に出る以外は常設展示されている。
それは幽霊の行列。
一瞬にして着物は燃え落ち、手や顔や胸はふくれ、むらさき色の水ぶくれはやがて破れて、皮膚はぼろのようにたれさがった。
手をなかばあげてそれは幽霊の行列。
  ー (原爆の図第1部 幽霊 より) ー と記述されておりました。
以前 では拝見したことがありましたが館内のあまりにも悲惨な作品に言葉を失いました。しかし、再び訪ねることの難しさに貴重な資料館を見学できましたことに感謝を致しました。
都幾川のせせらぎに耳をすまし、鶯の優しい鳴き声に癒されたこの環境は丸木ご夫妻の故郷に似ていることからこの地を選ばれましたことを伺いました。


          丸木美術館の入り口に写る今は亡き富山県の竹腰様 合掌                   丸木ご夫妻様が故郷の川に想いをしました都幾川

                    過去のNHK短歌大会入賞歌  都幾川の流れに故郷の川重ね埼玉県に丸木美術館建つ

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