2024年(令和6年)千葉市民美術展覧会案内状 2月19日(月)「奨励賞」の入賞通知を頂きました
『中務集』(重要文化財) について(HPより)
10世紀中頃の女流宮廷歌人、中務の家集の写本です。
4系統ある伝本の1系統の祖本で、歌数226首、大和綴の冊子本です。
料紙は楮紙で、二丁に叢と板子の下絵があります。
颯爽とした字形、細いが力強い筆線、伸びやかで勢いのある直線的な連綿の仮名書は、平安末期の優品です。
伝西行筆の別の私家集に同筆と思われる筆跡があります。
近年、この集を含む伝西行筆の私家集類は、同時期の歌人・歌学者の藤原俊成の周辺で書写された一連の歌集と判明しました。
前田家旧蔵。納め箱は加賀藩御用蒔絵師五十嵐派による竹垣に秋草の蒔絵です。
上記 ↑ は作品の一部です
提出後の練習作品より「中務集」の作品から170cmに臨書しました一部より 「中務画集」↑ なか(可)つか(可)さ(佐)が(可)しふ
展覧会が開催されましたら表具されました作品に変えたく思います
千葉市民展・千葉県展審査員他にご尽力を頂いております市川蘭華先生に平成15年 (2003年)1月から「半紙 漢字・かな」・「条幅 漢字・かな」・「 かな・漢字研究」・「ペン字」・
「実用書」の8点の作品のご指導を頂きましてから令和6年(2024年)1月から21年目に入りました。そしてこの度の千葉市民展は11回目の出展でした。
月例作品の「かな研究」を毎月学んでおりますことから昨年の「針切」のかなに続いて今年は「中務集」のかな作品に挑戦致しました。1枚のお清書に6~7時間ほど集中しますので時間の調節、
墨色などに苦慮致しましたが、昨年末より清書に励みました5枚の中から先生に1枚選んで頂き1月19日(金)提出することができました。この時の気持ちは80代半ばにしてこの度の提出が
できました満足・幸せに正直、入賞等は望む気持ちにはなれませんでした。
しかし、此の度2月19日(月)午後6時過ぎポストに確認(いつもは4時過ぎに投函されますのに今日は特別遅く)「奨励賞」のお知らせを頂きました。
昨年に続いての入賞にご指導頂いております市川先生へのお電話に声が出ませんほどに感激いたしました。
高齢の身、出展できました健康・環境などに感謝の日々でしたが少~しばかり「待つ楽しみ」の結果がこの度のように「吉報」を頂けます喜びがありますことに改めて感謝を申し上げております。
これからも健康に留意して日々楽しく励みたく気持ちを新たにいたしました。
私ごとに最後までお付き合いを頂きましてありがとうございました。