クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

甘楽の峠道巡り(2)無名峠からゴールまで H-18-1-25

2006-01-26 12:50:00 | 高崎・甘楽・藤岡方面
直ぐに「小柏峠」に向かって平坦な尾根を急ぐ。しかし、途中で気が付いた。
何と浅間を右手に見て西南に進んでいるではないか。此れでは「熊倉山」に
行ってしまう。慌てて引き返し。どうも迂回して峠に着いたので南からと
勘違いして峠を右に曲ってしまったのだ。元の位置から今度はホンとに
東北に向った。(12.01)

途中のピークから東南に向きを変えて進むが、稜線上でもあり、境界杭が
しっかりしているので何の心配もない。ピークの崖を降りると正に峠らしい
雰囲気で峠道が交叉している鞍部に到着。(12.10)
先ずニ体の並んだ石像を発見、日野側に下って調べたがその他には何も無し。

甘楽側の峠道は極めて細い踏み跡で雪と落ち葉が混在、峠の傍に朽ち果てた
木製の峠標識を発見し、サインペンで若干修復、写真を撮って良く見える
ところに置き直し。

先が長いので探索も其れくらいにして次ぎの目標830m峰に急ぐ。多少の
コブや小ピークを越えると意外に簡単にピークに着いた。(12.23)
其処にはアンテナが設置されており、銘板には「UHF」とか
「MASPRO」とかの標示がある。

この頂上からは尾根が二分するので北へ向かって降り始める。ここの急降は
ザラ場なので数回も尻餅、雑木にぶら下がりつつ漸く尾根に降り立ったが
帰りの登り返しが心配になる。やがて腰までの笹薮に遭遇。

左脇の細い迂回道を辿って何とか788m峰に到着。(12.45)

このピークも尾根が二股に分かれるが今度は東向きの尾根を選択、下った
鞍部から2つ目のピークを超えると左前方に見覚えのある「摩利支天山」
の巨体が見え初めてゴールが間近と元気が出る。南北の稜線もはっきり
見え出す。最後のピークと思われる処の手前に一寸した鞍部、これが
地図上の「亀穴峠」かなと思って周辺を探るも何もない。大きな長い
ピークの頂点に来ると石柱、これかもしれないと思いつつ鞍部に降りる。

そこは爺イが天引森林公園から南下して達した「新屋峠」であった。
今まで「亀穴峠」と思っていた場所である。下った所には例の古道標
もあった。結局、地図上の「亀穴峠」は分からないままに通過したことになる。
(13.13)
まあいいやと気を取り直してもう目の前に迫るような東の稜線に向かって急ぐ。
この先には今日の最終目的地の甘楽・吉井・藤岡の分岐がまっているから。
薄暗い稜線を東に向い一寸した急登を登ると直ぐに待望の大石柱の場所に着く。
ここは前回到達の90度曲る甘楽の東南端、目出度く峠巡りが成功して
久し振りの万歳。ここから北上100㍍余で3市町の分基点。

(13.31)往路通算3時間9分。




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