ルーキーだけ3日先行して27日からトレーニングキャンプが始まります。2巡指名のKevin Kolbが4年契約に合意したので、ドラフトされたルーキー全員との契約が終了しました、キャンプは全員揃った状態で始められそうです。
Kolbは2巡指名なので4年契約しか出来ません、Donovan McNabbの後継者候補としての指名ですが、即戦力と言うよりも未完の大器と言う評価ですし、出来れば5年6年の契約をしておきたい所ですが、契約関係のルールが変わってしまったので仕方ありません。
DLのロスター枠はDE5DT5の10になるのが通常です、今年も10人編成でシーズンに向かう事になるでしょう。
DEの5人は怪我が無い限りほぼ確定済みです、6番手に居る元1巡指名Jerome McDougleが5番手に上がる可能性はほとんどゼロでしょう。
左膝のACL断絶(損傷だけで済んだかもしれません)でTEN時代の右膝と合わせて両膝にメスが入ったJevon Kearseが一様LEのスターターです。今回の手術は去年のシーズン開幕直後の怪我で、比較的術後時間が経過していますし軽症と言う診断ですから致命的なものでは無いと思われます。ミニキャンプでも良い動きは見せていたようで、膝のダメージはコンタクト無しの練習では問題ない動きだったようです。心配なのは押し合いになった時に掛かる膝への負担と235ポンド位にまで落ちてしまった体重を元に戻せるかと言う事になります。通常260ポンドと公表されるKearseがストロングサイドのDEをプレイしていること自体ちょっとランディフェンスで無理があるのですが、235ポンドでLEをプレイするのは不可能でしょう。キャンプまでに通常の体重まで戻す事を考えているようですが、なかなか元に戻らないようです。31日から始まるベテランのキャンプインでどれ位の体になっているのかが気になります。
REのスターターにはTrent Coleが入る事になるでしょう、ルーキー時に5サックを記録してルーキーファーストチームに入り、2年目の去年は8サックを記録しました。一歩目の出足でOTをぶち抜くような速さは無いですし、パワーと技術は不足していてテクニックでOTを処理するタイプでもありません。特筆するべきなのはOTを抜く事が出来た時の2歩目3歩目でトップスピードになる事が出来る加速力です。サックが多いのは常にOTを抜いてくるような選手でない為にQBがそれ程注意を払わない上に一旦ポケット内部に進入した場合の速さが凄まじいので気が付いた時にはサックされている、こういうプレイスタイルの為で、本物のパスラッシャーと言う訳では無いです。
ランディフェンスでは無力です、パンケーキされない事を祈るしかありません。カレッジで235ポンドだったのを270ポンドまでバルクアップしています、これ以上のパワーアップは無理でしょう。ランディフェンスには目を瞑って使う事しかありません。
RE,LE両方で2番手と考えられるDarren HowardはサードダウンではDTに入る事もあります。6-3 275ポンドの大型DEで2桁サックを狙えた出足は衰えが見られますが、DEとして堅実なランディフェンスを兼ね備えたパスラッシャーとして全ての場面で起用する事ができます。サードダウンではDTの位置から再三QBに襲い掛かりました、今年もDTでの起用があるかもしれません。
Kearseが戦線離脱をした後にREからLEに移って良いプレイを見せました、Kearseが無事に復帰出来るのならばREのスターターとして起用してColeはサードダウン専用で使うのが良さそうですし、Kearseの体重が戻らないのならばLEのスターターに置くのが良いでしょう。ただ、チームの方針としてKearseはプレイするならスターター、若手のColeを伸ばしたいと言うのがある為にセカンドチームとしてプレイする事になるようです。
5年12,5ミリオンの再契約に応じたJaqua Thomasは4番手をルーキーのVictor Abiamiriと争う事になります。250ポンドのDE/LEですが、なぜかストロングサイドのバックアップを勤めています。これはパスプロテクトよりもランブロックに比重の有るRTを相手にスピードでパスラッシュを仕掛ける事の方がLTを相手にするよりも成算が有ると言う事なのでしょう。パワーアップをするよりもスピードを残したまま技術を向上させる事になりそうです、パスラッシュスペシャリストとしての起用に限定され続けるでしょう。
2巡指名のルーキーVictor Abiamiriは6-4 268ポンドと平均的サイズを持ち、カレッジで去年10サックを記録しています。スピード・パワー共に平均点で腕の使い方が上手くOTとの1対1に強いと期待されますが、NFLレベルでどう評価されるかはまだ未知数です。バルクアップさせてチームに足りないランストップ型のDEに育てるものと思われますが、パスラッシュに特化する事をJim Johnsonが考えているかもしれません。どちらにせよ、今年は5番手のDEとして1年勉強することになるでしょう、契約延長したばかりのThomasを抜く事が出来ればかなり能力が高いという事です。
元1巡指名のJerome McDougleですが、怪我と不運に泣かされ続けました。比較的無事に過ごした去年も致命的なミスをしてしまってからは起用される事がほとんど無くなり、同期のルーキーFA出身Thomasに抜かされてしまいました。今年は早い段階でカットされるものと予想されていましたが、ファイナルカットまでチームに残ることになりそうです。これはKearseの健康状態に不安がある為の保険で、McDougleに大きな期待をしているという訳ではないでしょう。240ポンドのカレッジ時代に戻して3-4OLBとして使ってくれるチームに行けば元1巡の素材を活かせるかもしれません、270ポンドにバルクアップした時点で起用法を間違えていたのでしょう。
ルーキーFAでMarques Murrellと契約しています、カレッジではOLBとして1-AAのファーストチームに選ばれた選手ですが、DEとして育成する事になります。6-2 245ポンドと軽量ですが、バルクアップ可能と判断しての獲得でしょうし、260ポンド位にまでは増やす事になるでしょう。今年はPSで体作りをして、来年のロスター入りを狙うことになるでしょう。
Kolbは2巡指名なので4年契約しか出来ません、Donovan McNabbの後継者候補としての指名ですが、即戦力と言うよりも未完の大器と言う評価ですし、出来れば5年6年の契約をしておきたい所ですが、契約関係のルールが変わってしまったので仕方ありません。
DLのロスター枠はDE5DT5の10になるのが通常です、今年も10人編成でシーズンに向かう事になるでしょう。
DEの5人は怪我が無い限りほぼ確定済みです、6番手に居る元1巡指名Jerome McDougleが5番手に上がる可能性はほとんどゼロでしょう。
左膝のACL断絶(損傷だけで済んだかもしれません)でTEN時代の右膝と合わせて両膝にメスが入ったJevon Kearseが一様LEのスターターです。今回の手術は去年のシーズン開幕直後の怪我で、比較的術後時間が経過していますし軽症と言う診断ですから致命的なものでは無いと思われます。ミニキャンプでも良い動きは見せていたようで、膝のダメージはコンタクト無しの練習では問題ない動きだったようです。心配なのは押し合いになった時に掛かる膝への負担と235ポンド位にまで落ちてしまった体重を元に戻せるかと言う事になります。通常260ポンドと公表されるKearseがストロングサイドのDEをプレイしていること自体ちょっとランディフェンスで無理があるのですが、235ポンドでLEをプレイするのは不可能でしょう。キャンプまでに通常の体重まで戻す事を考えているようですが、なかなか元に戻らないようです。31日から始まるベテランのキャンプインでどれ位の体になっているのかが気になります。
REのスターターにはTrent Coleが入る事になるでしょう、ルーキー時に5サックを記録してルーキーファーストチームに入り、2年目の去年は8サックを記録しました。一歩目の出足でOTをぶち抜くような速さは無いですし、パワーと技術は不足していてテクニックでOTを処理するタイプでもありません。特筆するべきなのはOTを抜く事が出来た時の2歩目3歩目でトップスピードになる事が出来る加速力です。サックが多いのは常にOTを抜いてくるような選手でない為にQBがそれ程注意を払わない上に一旦ポケット内部に進入した場合の速さが凄まじいので気が付いた時にはサックされている、こういうプレイスタイルの為で、本物のパスラッシャーと言う訳では無いです。
ランディフェンスでは無力です、パンケーキされない事を祈るしかありません。カレッジで235ポンドだったのを270ポンドまでバルクアップしています、これ以上のパワーアップは無理でしょう。ランディフェンスには目を瞑って使う事しかありません。
RE,LE両方で2番手と考えられるDarren HowardはサードダウンではDTに入る事もあります。6-3 275ポンドの大型DEで2桁サックを狙えた出足は衰えが見られますが、DEとして堅実なランディフェンスを兼ね備えたパスラッシャーとして全ての場面で起用する事ができます。サードダウンではDTの位置から再三QBに襲い掛かりました、今年もDTでの起用があるかもしれません。
Kearseが戦線離脱をした後にREからLEに移って良いプレイを見せました、Kearseが無事に復帰出来るのならばREのスターターとして起用してColeはサードダウン専用で使うのが良さそうですし、Kearseの体重が戻らないのならばLEのスターターに置くのが良いでしょう。ただ、チームの方針としてKearseはプレイするならスターター、若手のColeを伸ばしたいと言うのがある為にセカンドチームとしてプレイする事になるようです。
5年12,5ミリオンの再契約に応じたJaqua Thomasは4番手をルーキーのVictor Abiamiriと争う事になります。250ポンドのDE/LEですが、なぜかストロングサイドのバックアップを勤めています。これはパスプロテクトよりもランブロックに比重の有るRTを相手にスピードでパスラッシュを仕掛ける事の方がLTを相手にするよりも成算が有ると言う事なのでしょう。パワーアップをするよりもスピードを残したまま技術を向上させる事になりそうです、パスラッシュスペシャリストとしての起用に限定され続けるでしょう。
2巡指名のルーキーVictor Abiamiriは6-4 268ポンドと平均的サイズを持ち、カレッジで去年10サックを記録しています。スピード・パワー共に平均点で腕の使い方が上手くOTとの1対1に強いと期待されますが、NFLレベルでどう評価されるかはまだ未知数です。バルクアップさせてチームに足りないランストップ型のDEに育てるものと思われますが、パスラッシュに特化する事をJim Johnsonが考えているかもしれません。どちらにせよ、今年は5番手のDEとして1年勉強することになるでしょう、契約延長したばかりのThomasを抜く事が出来ればかなり能力が高いという事です。
元1巡指名のJerome McDougleですが、怪我と不運に泣かされ続けました。比較的無事に過ごした去年も致命的なミスをしてしまってからは起用される事がほとんど無くなり、同期のルーキーFA出身Thomasに抜かされてしまいました。今年は早い段階でカットされるものと予想されていましたが、ファイナルカットまでチームに残ることになりそうです。これはKearseの健康状態に不安がある為の保険で、McDougleに大きな期待をしているという訳ではないでしょう。240ポンドのカレッジ時代に戻して3-4OLBとして使ってくれるチームに行けば元1巡の素材を活かせるかもしれません、270ポンドにバルクアップした時点で起用法を間違えていたのでしょう。
ルーキーFAでMarques Murrellと契約しています、カレッジではOLBとして1-AAのファーストチームに選ばれた選手ですが、DEとして育成する事になります。6-2 245ポンドと軽量ですが、バルクアップ可能と判断しての獲得でしょうし、260ポンド位にまでは増やす事になるでしょう。今年はPSで体作りをして、来年のロスター入りを狙うことになるでしょう。