静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

第43期生 颯田耀平 君が知事表彰を受賞しました!

2013年03月14日 08時46分34秒 | 学園紹介
川勝平太 静岡県知事は、職業教育の価値を高める施策の一環として、他の模範となる生徒を知事表彰する制度を今年度から創設しました。
教育改革の一環として、実用的な職業教育を重視する、知事の考え方を具体化したものです。
在籍する生徒の励みのもなりますし、我々教職員にとっても知事の意向を受けて、頑張らねばという気持ちになります。

今回、受賞した颯田君は21歳、地元の高校を卒業後、自衛隊に2年間、入隊して東日本大震災では災害復興支援活動に従事したそうです。
自衛隊に入った理由は、学園に入学するための資金をため、体力作りすることだったそうです。
学園内では、学業、実習ともに優秀な成績で、兄貴分として年下の生徒の模範となっています。

11月の乗船実習の出航式では、生徒代表として力強い「誓いの言葉」を述べ、マラソン大会では、ぶっちぎりの優勝を飾りました。
海技士国家資格の筆記試験では「機関4級」にすでに合格しており、3月12・13日の臨時試験では「航海5級」にも合格しました。

卒業後は、遠洋まぐろ延縄漁船に就職することが決まっており、次代を担う幹部職員として期待されています。
3月15日(金)の卒業式では、このような颯田君の前途に期待し、知事名の表彰状が授与されます。
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