静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成25年度関東・東海ブロック水産業普及指導員研修会

2013年11月08日 13時20分37秒 | 日記
表記の普及員ブロック研修会が11月7日(木)~8日(金)、静岡県水産技術研究所で行われました。
参加者は、水産庁増殖推進部の普及係長をはじめ、茨城県から滋賀県までの関東・東海ブロックの普及指導員など約30名です。
特に、8日の午前中は、漁業高等学園を見学した後、「漁業後継者対策の現状と課題」について、各県担当者による意見交換が行われました。

静岡県がホスト県ということで、私が冒頭、「学園が漁業後継者対策にどう取り組んできたか」を紹介しました。
意見交換では、各県によって漁業種類やその規模、地域性が異なり、さらに個別の事情も加わって、本当に難しい課題だと感じました。

一次産業としての漁業を「」にたとえるなら、森を構成する「」(漁業者)が少しづつ、減少している状況ではないでしょうか。
国や県、市町が行政としてできること、業界が自らできることを明らかにして、有効な施策は何かを一緒に考えることが大切です。

学園の仕事は、将来の「森」を立派に構成するだろう、木々の苗(卒業生)を一本づつ植林して(就職させて)いくことと考えます。
いつの日か、卒業生達が漁業後継者として静岡県漁業の中核を担って、美しい「森」となることを願っています。

(学園を視察する参加者)


(意見交換会の様子)

コメント
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