静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「やいづ」乗船実習  空飛ぶ 大かつお! (11月27日)

2013年11月27日 10時36分17秒 | 25年度 乗船実習
ついに、11月25日、かつおの大群を発見、しかも大きなサイズ、ここが生徒達の頑張りどころです。
写真は、10㎏ (?) サイズのかつおを揚げているところですが、力の入れすぎです。
デッキに激突したのでは・・・



(24日の主直日誌から)

漁場調査4日目は、皆航海の疲れが出てき始めた頃になりました。
朝早くに群れの反応がありましたが、釣ることは出来ませんでした。
午後も鳥の姿を見ることが無く、海も荒れてきたため夕食前に調査は中止されました。

釣りへのパワーは温存し、休める時には身体を休め、次回のチャンスに思う存分カツオを釣り上げたいと思います。
学園の生徒さんは、ロープの刺し継ぎ (スプライス) や海技士試験の勉強をしていました。
昨日までに学園の生徒さんたちと、操業に関する一通りの作業をすることができました。




(25日の主直日誌から)

朝6時15分に起床点呼があり、レーダーに反応があったのですぐに操業の準備にとりかかりました。
その時の海の状態は荒れていて、いつ中止になってもおかしくない状態でしたが気合いで乗り切りました。

漁業高等学園の生徒さんにとって朝早く大変だったと思いますが、
釣りが出来ると言うことで弱音も吐かず元気よく操業の準備に取りかかりました。
しかし、投げ餌に全く反応はなく、釣果ゼロで終了になりました。

7時30分、活餌管理と共に投げ餌タンクに鰯を運んだら、一亀(魚艙)終了してしまいました。
全然釣れていなかったので、無くなるのが早く感じました。

その後何回かソナーに反応がありましたが、釣ることが出来ませんでした。
12時過ぎに一旦休憩し、15時から再開しました。
みんなの気分が落ち込んで来た夕食時、大きなナブラに遭遇。
夕食を後回しに、昨日の分を取り戻すかのように釣り込みました。
大判のカツオです。

漁業高等学園の生徒さんにとって初めての長期勝負だったので大変だったと思いますが、
操業終了後の笑顔は今までより輝いて見えました。
その後自分たちで釣ったカツオをいただきました。

この新鮮なカツオは船でしか味わえない味で、ぷりぷりしていてとても美味しかったです。
明日も操業がありますが、今日よりもたくさん釣れることを願いながら寝ます。
お休みなさい。


コメント
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