学園はなんと11連休でした。
入学早々に、長い休みはマイナス面もあります。
・・・が、県外生が多く、帰寮する日を混雑する連休最終日を避けた結果です。
さて、しょっぱなの授業は補機の授業。
補機は主機(メインエンジン)以外の機械類。
この日は海技士試験にも良く出題されるポンプです。
実際のポンプを見て原理を解説です。
連休明けで疲れがたまっているのか、朝イチの授業なのにマブタが下がってくる生徒も...
大事な話なのでがんばって理解してね。
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
この仕事をしていると親と子供の関係について考えることが多くなります。
今の親は優しい人が多いです。
つくづく、そう感じます。
それは悪いことではありません。
でも、ものごと良い面もあれば悪い面もある。
優しくて物わかりの良い親の場合、子供は親との生活が快適です。
結果として自立が遅れます。
そんな人こそ、親と離れての寮生活で成長します。
ただし、今までの快適な生活から寮生活に慣れるのにはちょっと苦労します。
身体も成長期に「成長痛」となる人がいますよね?
精神も同じです。
その、ちょっとの苦労に負ける人がいるのも事実です。
学園では一年間で漁師に育てます。
しかし、我々に魔法があるわけではありません。
生徒が育つ環境は用意できます。
その環境でどれだけ育つかは生徒本人の自覚と努力にかかっています。
50期生も11連休を乗り越えて全員学園に戻ってきました。
5月の連休で「やっぱり学園はつらい」となって、そのまま退学する生徒もまれにいます。
ですから、25人が最初のハードルを通過です。
このままゴールまで走り続けてほしいですね。