実習は刺し継ぎがスタートです。
・・・と、その前にロープワークの復習。
忘れている人が多数!
いよいよ、刺し継ぎ。
基本の三本刺しを先生が説明。
「三本」は三つのヒモをねじって作られた一番よく見るタイプのロープです。
スパイキを刺して「すき間」を作り、そこに一本ずつ刺していきます。
生徒から
「むずかしいなぁ」
と言う声がもれていました。
これから難易度が上がるからね!
覚悟しておいて。
さて「宮崎県高等水産研修所」のブログをみると、同様の実習をしています。
https://blogs.yahoo.co.jp/kotosuisan_kenshujo
違うのは、ロープワーク、刺し継ぎ、網修繕をいっぺんにやっていること。
学園では、それぞれ順番にやります。
ロープワークは4~5月、刺し継ぎは6~9月、網修繕は1~2月。
ロープワークは最重要なので、最初にやって、さらに周年行います!
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程もご紹介しています。
もちろん、今月もありますよ!
園長のつぶやき
47期の卒業生で、このたび働いていた船を辞める人がいます。
2年で辞めるのは良いことではありません。
しかし、これは彼にとって既定路線。
遠洋カツオ一本釣り漁船から遠洋マグロはえ縄漁船に移るためです。
「いろいろな漁業を経験したい」
・・・と、学園を卒業するときに、すでに考えてたことを私も知っていました。
まさか、本当にそうするとは思っていませんでしたけどね。
そこで、学園では彼に二度目の就職斡旋(しゅうしょくあっせん)をします。
船を乗り換える場合はマレにありますが、今回は異色。
現在の船に不満がある訳ではなく、自分のステップアップのために転船です。
マグロ船でも、きっと活躍してくれるはずです。