静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

バケづくり2

2019年10月09日 08時50分20秒 | 実習

実習では遠洋航海実習で実際にカツオ釣りに使用するバケ(疑似餌つき釣り針)を作っています。
3種類の大きさで、合計5個のバケを作成します。


早い生徒は5個がほぼ完成。

こちらは、まだ途中。
羽根の上に革(かわ)がつけられていません。

遅い生徒は「自分にはできません・・・」と「泣き」が入ってますが、
そこは学園のモットー「あきらめるな!」でやってもらいます。
何ごともできるまでは難しいです。
逆上りのマスターと同じです。
あきらめなければ、誰でもできるようになります。


Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくはこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html

 園長のつぶやき
今年の遠洋航海実習ですが、学園創設50年でもあり、知事の出席を要請しています。
知事が来援する機会は貴重なので、実習船の案内や、生徒との意見交換も考えています。
知事が出席となると、県庁の水産業局、水産高校との調整も必要となります。
「ひいこら」言いながら資料を作っています。

学園を良くするためには、関係者の理解が必要です。
県のような大きな組織では、学園のような小さな出先機関は「そんなのあったの?」と思われがち。
特に県の幹部には、正しく学園のことを知ってもらうことは、とても大事なことです。
生徒募集は外部への広報ですが、県内部の広報も怠ることはできません。

・・・さて、本題。
学習面では優秀でも、実習は苦労する生徒がいます。
こんな生徒はまじめに取り組むので、手を抜いてる訳ではないんですね。
逆に、学習は「からっきし」でも、実習はバツグン!と言う生徒もいます。
得意、苦手があるのは当たり前。
学習も、実習も人より時間がかかることがあります。
それは仕方がありません。
あきらめずに、努力を続ければ学園でも、就職先でも必ず評価されます。

コメント
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