機関専攻は半数の生徒が受験で名古屋に行ったので、残りの生徒の授業です。
11月から始まる遠洋航海実習には機関当直実習があります。
事前に機関実習棟で予行練習をしますが、その予習を残った生徒に行いました
動画の前半は制御室、後半はエンジン始動用の空気コンプレッサーの説明です。
そして昨日の夕方に、受験した生徒が帰ってきました。
全員が合格を確信・・・ではありませんが、ぜんぜんダメだったいないようです。
「果報は寝て待て」ですが、2月に四級合格をするために、がんばってください。
静岡県立漁業学園
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html
園長のつぶやき
遠洋カツオ一本釣り漁船に就職した、47期の卒業生が来園しました。
ちょっと浮かない顔でしたが、仕事を継続するか悩んでいました。
今の仕事がイヤになったのでもなく、船でのトラブルがあるのでもありません。
「このままで良いのかな?」
と言うモヤモヤした気持ちがだんだん大きくなったみたいです。
実は、前から話しを聞いていたので、急なことではありません。
彼は機関専攻の優等生で、ブログでも何度も登場しています。
就職した船でも、高く評価されています。
では、なぜこんなことになったんでしょう?
ここからは私の想像です。
就職してすぐは、経験したことのないことばかりです。
刺激のある日々が続きます。
一年ほど仕事をすると、仕事のだいたいの状況が分かります。
すると、だんだん刺激が減っていきます。
新しく覚えることも少なくなります。
それは、今まで人並みの仕事するのに精一杯だったのに余裕ができたということ。
その時に
「漁師になっていなかった、どんな生活をしていたんだろう」
「別の楽しい仕事や環境があるかもしれない」
・・・と頭に浮かびます。
今までは大きなあごがれだった漁師の仕事。
実際の漁師はそんなに大きくなく、自分の手に納まってしまった・・・と言う思いです。
彼が優秀だったために、陥った状況という気がします。
でも、これは一過性だと思います。
一人前の漁師になるには10年はかかると言われています。
いくら優秀な彼でも、まだ一流のカツオ漁師、機関員ではありません。
これから遠洋カツオ一本釣り漁船の表面的なものではなく、その下にある大きなモノが見えてくるはず。
漁師や機関員の仕事の奥深さに気づくのではないでしょうか?
それが、彼が一流の漁師になるためのスタートラインです。
今は仕事に迷いながらも、海技士免許は取得すると言っていました。
資格をとり、責任ある仕事を任せられれば、きっと新たな目標ができると思います。