静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を招いて行った講義、今回のテーマは「しらす」です。
先日、「しらす」が大きくなると何になる?という質問をしたら、「しらす」という答えをした生徒がいました。
「しらすとは?」というところから勉強しました。
今回は、イワシの稚仔漁の「しらす」についての講義です。
そのイワシの「しらす」と言っても、魚種によって特徴があります。
その見分け方、漁法や漁場のできる場所、生態などの基礎知識を学びました。
また、「しらす」の加工品の一つの「ちりめん干し」の中に時々見られる、甲殻類の幼生や他魚種の稚仔魚など、いわゆる「チリメンモンスター」探しも行いました。
資料を基に、どんな魚の稚仔魚なのか、調べました。
シラスは大変なじみのある水産物ですが、こんなモンスターがいることなど、まだまだ知らないことが多いことに気付かされます。
魚を捕る技術はもちろん大切ですが、いろいろなことに興味を持って学んでほしいものです。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
「Zoom」による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。