静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習(漁場調査6日目)

2023年12月04日 09時09分51秒 | R5遠洋航海実習
12月4日 月曜日
「やいづ」は順調に漁場調査を続けています。調査も終盤のようです。
以下1日の日誌です。
今日は、久しぶりの主直でしたが、大体上手くできました。午前中の操業で3キロほどのメジを5匹ほど釣りました。その後の操業で何回もカツオが船の近くに来たけれど全く取れず落ち込みました。しかし、最後の時間で、カツオの群れに当たってKと二人で平均10キロほどのカツオを釣り、合計6.6トン釣り上げることが出来、初日の記録を塗り替えた時は、嬉しく思いました。操業中も天気が良く、涼しくて全く船酔いしませんでした。また船での生活も楽しくなってきました。操業ももう少しで終わり、ここを乗り越えれば父島への入港があるので、明日の操業で特大を一人で釣り上げられるように頑張っていきたいです。今日は、とても疲れたので、いい夢が見れそうです。


以下2日の日誌です。
今日は朝から初めての凍結シフト作業をしました。一回で約40kgのカツオを運んだのでかなり疲れましたはじめて扱ったゴム手袋が厚くて作業がしにくかったです結構動いたので暑かったです「あ~疲れた」と声が出ました。午前中Sさんがシイラの皮でチャンを作ってくれてとてもかっこよかったです。将来はSさんのようになりたいです!午後は待機中に寝てしまったのでこれから気を付けていかないと深く思いました。夕まづめの時にSさんに作ってもらったチャンでいれ喰いでとても楽しかったですが沢山絡めてしまい解く時間が多くかかってしまったので、周りを見て釣りをするように心がけます。
チャン:カツオを釣る擬餌針



以下3日の日誌です。
今日は、カツオを釣りましたがいつもより軽いと感じたので、一瞬自分が強くなったと思いましたが全く違いました。今日の朝にカツオの群れに当たり自分は少し気が抜けていた時にカツオが現れて朝の眠気も一気に吹き飛びました。朝は自分の力があまり出せなく、カツオを2~3尾ほど逃がしてしまい悔しかったです。昼からは1.5トンや1.8トンなど少々釣れていて嬉しかったです。今日は鮫付きも見れました、目の前には大きなジンベエザメがいて海はすごい生物がいるんだなと思いました。今日は合計で5.4トン釣れてカツオの数は575尾でした、自分的には6トン弱いっているのかなーと思ったのですが5トンだったのが少し残念です。もう少しで餌のイワシが無くなりそうで終わりが見えてきたので、最後まで気を抜かず頑張ろうと思います!


カツオは群れを作る魚で、漂流物や大型の生物について泳ぐ習性があります。群れが付いているものによって、鳥付き群、鯨付き群、鮫付き群、木付き群などと呼ばれます。鮫付き群はジンベイザメに付いている群れのことで、これを見つけると大漁になることが多いと言われています。

12月は見学説明会強化月間です。週末見学会開催日は9日、10日、16日、17日です。詳細は学園ホームページの注目の情報をご覧ください。https://gyogaku.com



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遠洋航海実習(漁場調査3日目) | トップ | 遠洋航海実習(漁場調査最終日) »
最新の画像もっと見る

R5遠洋航海実習」カテゴリの最新記事