静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

43期生の初出航の見送りに行ってきました!

2013年04月02日 15時05分06秒 | 卒業生の活躍
今日は、朝からあいにくの雨でしたが、3月に卒業したばかりの第43期生、卒業生2名が焼津港から初出航となりました。

朝8時に、出港したのは、遠洋鰹一本釣り漁船に乗船した I 君です。
中学校を卒業し、父親と同じ船に乗ったものの、漁船や海に関する基礎が必要だと痛感し、漁業高等学園に入学しました。
モチベーションが高く在学中は何事にもまじめに取り組み、海技士資格試験(筆記)にも合格し、満を持しての乗船です。

たくさんの見送りの人を横目に黙々と出港作業をこなす姿はすでに漁師そのものでした。
見送りに来ていた母親からは「1年前は頼りない子でしたが、学園での生活で頼もしくなり、がんばってくれると思います。」と礼を言われました。
I 君の父親は、今航海から船頭をすることになり、親子そろっての出航となりました。

11時に、出港したのは、遠洋鮪漁船に乗船したN君です。
海が好き、釣が好きというだけで漁業についての知識もないまま、漁師にあこがれ学園に入り勉強しました。
年長者であるため、若い生徒の面度も見てくれ、兄貴分的な行動は生徒のチームワークに一役買っていました。

両親、会社、業界関係者多数の見送りを受け、元気に、笑顔で出航していきました。
9月下旬に帰ってくる予定ですが、日焼けした海の男となって帰ってくると思います。

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