静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

体育の授業

2020年02月13日 09時26分38秒 | 授業・講演

体育の授業の様子です。
この日はバスケットとサッカーでした。

学園は月曜日と木曜日に、2コマづつ計4コマの体育があります。
数年前の時間割を見ると、体育は半分の時間しかありません。
その代わり、数学と英語がありました。

当時は生徒の学力が低くかったからです。
数学と言っても、百ます計算で九九をやったり。
英語はなにをやったんでしょうね?

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
先週、神奈川県から見学がありました。
事前にホームページなどで予習をして来られました。
それでも「漁師の学校って何するの?」って感じだったようです。

学園に入学する方の多くは、事前に見学されます。
もちろん、見学する・しないは自由で、見学なしでも入学できます。
でも、後から「思っていたのと違った」とならないように、見学をお勧めします。

加えて、来ていただいた方には入学者の状況や、入学試験のことなどもお話します。
「面接では、こんなことを聞きますよ」って情報もありますよ。

後期試験の日程も迫ってきました。
入学を検討されている方は、ぜひ見学においでください。

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落水者の救助訓練

2020年02月12日 09時00分00秒 | 実習

航海専攻の生徒が、「実習船わかたか」で船から海に落ちた人の救助訓練を行いました。
旗(はた)のついたボンデン(フロート)を落水者に見立てます。

注意深く船を寄せて、引き上げです。

小型船舶操縦士講習でもやった内容です。
でも、わかたかは実際の沿岸漁船に近い大きさなので、より実践的な練習となります。

船から落ちないことが何よりです。
でも、落ちたときに備えてライフジャケットを皆さんつけてください。

静岡県立漁業学園
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 園長のつぶやき
判断に迷ったときは信頼できる専門家の意見を聞くのが参考になります。
2月29日の漁業就業支援フェアでは、多くの漁業会社と面談できるので、漁師になるには行く価値がありますよ。

でも、例えば給料(年収)300万円の漁業会社と面談したとします。
その漁業会社の人が「こんな優秀な人なら、給料500万円の漁船でもやっていけるな」と思っても、それを教えてくれるでしょうか?
優秀な人なら、自分の会社に誘いますよね。
しかし、面談者は、自分の価値や可能性がわからないので「300万円ってすごいな」と思うかもしれません。

学園なら生徒の適性を職員が判断して、実力に見合った漁船を紹介できます。
もちろん、収入の話は仕事の一面にすぎません。
いろんな漁業を知り、自分のめざす漁師を決めることが大事です。
そこに専門家として寄り添うのが学園の職員です。

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2月海技士定期試験の解説

2020年02月10日 09時33分10秒 | 授業・講演

四級、五級の海技士定期試験が終わりました。
授業では、航海専攻、機関専攻のそれぞれで試験問題の解説が行われました。
これで、自分の苦手なところが再確認できはず。
来月に行われる、最後の海技士試験チャレンジです。

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 園長のつぶやき
今朝の朝礼で、生徒に「自分からあいさつする」ことが大事である話をしました。
新人漁師は、自分から元気にあいさつすることが大きな意味を持ちます。
「たかが、あいさつ」と思っている生徒がいるかも知れません。
その「たかが、あいさつ」で相手の気持ちが変わってきます。
もし、顔を合わせたのに黙っていれば、悪く思う人はいても、良く思う人はいません。
積極的にあいさつをすれば、気持ちよく思われることはあっても、悪く思われることはないはずです。

この話は、入学直後からたびたび生徒に話しますが、卒業が近い時期でも自分からあいさつできない生徒がいるのは本当に残念です。

私も偉そうに言えるほど、あいさつができるわけではありません。
むしろ苦手な方で、それで悪く思われることもあります。
だからこそ、生徒には同じにならないように強く思っています。

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海技士定期試験第二陣の出発

2020年02月07日 09時12分15秒 | 日記

2月の海技士定期試験を受けるため、第二陣の9名が出発しました。
第一陣が16人ですから、これで第50期生の全員です。
どれだけがんばってくれるやら?

ちょっと頼りなく意気込みを語ってくれました・・・

そして、夕方に先発組が戻ってきました。
こちらも、自信満々ってこともないようでした・・・
心配。

学園では10月、2月の海技士定期試験に加え、3月の臨時試験を受験します。
でも、これは近年のこと。
かつては3月の受験だけでした。
その理由は、一部の優秀な生徒がやっと五級に合格できる状況だったからです。
今や、ほとんどの生徒が五級に合格し、半数くらいが四級合格。
なかには三級の合格者もいるという状況に変化しました。
意欲ある生徒が集まるようになった証(あかし)です。

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 園長のつぶやき
入学を検討されている見学者に、富士山に登る話をします。
富士山は登山初心者でも登れますが、岩だらけだし、夏でも山頂は真冬の寒さです。
タンクトップやサンダル履きでくる人もいますが、命知らずです。

漁師は大変な仕事ですが、特別な人でなければできないということはありません。
でも、なんの準備も、下調べもせずに漁船に乗ってやっていけるほど甘くもありません。
無謀な登山者と同じです。

富士山へ登る準備をするのが学園と言えます。
技術や心構えを一年かけて授(さず)けます。

しかし、山頂目指して登るはひとりひとりの力です。
50期生の出発も、あと一ヶ月に迫っています。

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網実習4ヘリ取り

2020年02月06日 08時34分31秒 | 実習

網実習は修繕に進んでいますが、病欠した生徒もいて、だいぶ進捗に差がつきました。
しかし、ここでちょっと全員が作業を中断。
黒板の11番「ヘリ取り」をやります。

先生がお手本を見せてくれます。

9人の生徒が海技士試験におでかけなので、実習する人数も少ないです。
おかげで先生の目も届きます。

この生徒たちも、これから受験に出かけます。

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 園長のつぶやき
高校を中退して、学園に入学を考えることがあります。
学園の入学は義務教育が終わっていれば良いので、高校中退でも大丈夫です。
しかし、なぜ高校を中退するかが問題です。

例えば、ゲームに夢中になり、宿題をやらずに、学校に行くのがイヤになった場合。
学園に来る理由が「漁師になりたいから」ではなく「高校をやめる理由がほしいから」かもしれません。
学園生のほとんどが漁師になるために前向きに努力する中で、こんな理由では学園もやめてしまうことになります。
なにより、なまけて高校を辞める人がやっていけるほど、漁師の仕事は甘くありません。

漁師になるために「これまでの高校生活よりがんばろう」と言うのならOK!
他の生徒たちとも気持ちよくやっていけるはずです。

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