静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習の写真を紹介11

2020年02月05日 08時29分19秒 | R1遠洋航海実習

このシリーズも最終回。
沖縄から焼津への帰路の様子です。

六分儀を使った天文観測がありました。
以前にご紹介していますが、こんなアナログ装置でも熟練者だとすごい精度で自分の位置を知ることができます。
航海専攻の生徒は、事前に練習しましたが、このときは機関専攻の生徒も含めて専攻科生が指導してくれました。

遠洋航海実習中は、なにかと専攻科生のお世話になります。
そのお礼の意味も含めて、学園生からロープワークやロープ加工の伝授がありました。

このあとの焼津入港は、すでにご紹介済みです。
25人全員が、貴重な経験をして元気に戻ってきました。

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
入学試験で「漁師になりたい」との気持ちを言ってくれない人がいます。
これは、私たち職員も困ります。
学園で一年間がんばれるために、何もよりも漁師になる強い気持ちが大事だからです。
気持ちはあっても、その表現ができないだけなのかもしれません。
しかし、私たちも入学試験である以上、面接や作文、願書やエントリーシートで判断するしかないのです。

そして、親が思っていたほど、本人は漁師になりたい気持ちが強くないこともあります。
例えば、現在の高校生活がイヤで、そこから逃げるために「高校に行かず、漁師になる」という場合です。

逆に、「漁師になる」ことへ特別ピカピカの気持ちを持っている人もいます。
どんな人かというと・・・学園に来ていただければ会うことができます。
会えば、きっと納得です。

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海技士定期試験始まる

2020年02月04日 09時13分16秒 | 日記

いよいよ2月の海技士定期試験です。
名古屋に第一陣の受験生16人が出発しました。

海技士試験は卒業式直前の3月に臨時試験を受けることができます。
でも、2月の試験と日程が離れていません。
ですから
「ですから2月がだめでも、3月に受かればいい」
なんて思っているなら、合格は期待できません。
全員合格を期待しています。

加えて、私が赴任して以来続いている3級合格者。
4年連続となるのか、ことして途切れるのか・・・?

残った生徒たちは通常授業、通常実習です。

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
高校も大学も専門学校も生徒の取り合いです。
私立高校には広報専門職員がいて、学校紹介のためほぼ毎日、中学を巡回をしているそうです。
テレビCMをしている学校もあって宣伝に力を入れています。

これが県の学校だと、専門職員はもちろんいないし、広報予算も微々たる額です。
学園なんか、私が一人で巡回してます。


それでも知恵を絞って宣伝するんですが、ある広報アドバイザーに相談したら
「生徒が集まらないのは学校に魅力がないから。広報のせいにするな」
・・・そりゃそうだけど、それなら広報の意味ってあるの??

せめて「ネットで検索したら、すぐに分かるくらい」にはしたいと思っています。
それで入学するかどうかは、みなさんしだいです。

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マラソン練習リレー

2020年02月03日 08時59分53秒 | 日記

なかなか、ご紹介にしにくいのがマラソン練習です。
まず、走っているので、シャッターチャンスは少ないです。
それと、バラけて走っているので、一人ひとりが黙々と走っている写真になっちゃいます。

この日は、約900mのコースを機関専攻と航海専攻の対抗でリレー形式で走りました。

リレーする様子だけですが、動画でご紹介。
雰囲気が伝わるかな?

なお、リレーの勝者には賞品の羊羹(ようかん)、敗者には腕立て伏せが授与されました。

今年は早い生徒が多く、マラソン大会で学園記録の更新がありそうです。

学園の見学は新しいホームページ gyogaku.com からどうぞ!

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
マンボウは約2億の卵を生みます。
全部育てば海はマンボウだらけ・・・ですが、そうはなりません。
ほとんどが、生まれた直後に食べられてしまうからです。

その「危ない時期」を保護してあげるのが栽培漁業です。
マダイの場合、約6cmになるまで人工的に育ててから放流します。
6cmと言うのは、育てる手間と、放流後に生き残る率をから決められました。

学園も漁業現場にだしてもやっていけそうなレベルに育てて就職させるので、栽培漁業みたいなものです。
漁師になっても、すぐ辞める人が多い中で、学園生の辞める人は少数です。
ただし、同じ一年の学園生活でも、どこまで育つかはその人しだい。
放たれる場所を選ぶことができるのも、マダイとはちょっと違います。

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