北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

第16回ASAKA展(6月18日まで)

2006年06月18日 07時44分22秒 | 展覧会の紹介-書
 ASAKA展は梅木陽一さん主宰の書道展ですが、毎年、書道にあまり興味のない人でも楽しめるような企画を行っています。ことしのテーマは甲骨文字。会場の中央部分に、甲骨文字を書いた色とりどりの布が天井から吊り下がり、インスタレーションのようです。  壁には、甲骨文字を書いた正方形の紙が144枚ならんでいます。これを見ると、いまの漢字とかなり違うのに気づきます。また、漢字というのはもともと絵文字なのだと . . . 本文を読む

朝田千佳子染織展 いつくしむもの(6月20日まで)

2006年06月18日 07時22分18秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 シンプルなデザインが持ち味の、札幌の朝田さんの染織展。  今回は、さいきん続いている、子どもをめぐる悲惨な事件にインスパイアされた作品が目立ちます。  写真で見えるのは「抱く(1)」「抱く(2)」。  子どもを抱きしめる母親の愛情が表現されています。  その向こうにある「編み物」「階段」「夢いっぱい」も、子どもの夢があふれた作品。  「絵ならちょっとむりのある構図でも、染織ならいいかな、と」   . . . 本文を読む

居島春生展(6月19日まで) 写真をしのぐリアルさ

2006年06月18日 06時36分56秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 卵黄テンペラの技法を使って描かれたリアルで精緻な風景画がじっくり楽しめる個展。  一見、写真かと見まがうほどですが、写真よりも色調に落ち着きがあり、或る意味で、より実物の風景に近いといえるかもしれません。  とくに感服させられるのは水の描写で、とろりとたゆたっているあの感じが、じつに巧みにとらえられていると思います。  「満たされた時間(豊平川)」や、奥入瀬渓流を描いた一連の作品、「輝き始めた海 . . . 本文を読む

土、日もくたくた

2006年06月18日 06時13分03秒 | つれづれ日録
 というわけで、金曜の夜は少し早く仕事が終わったので、丸井今井と4プラホールに立ち寄った。  丸井今井札幌本店 一条館8階美術工芸ギャラリー(中央区南1西2)は、★居島春生展。テンペラで描いたリアルな風景をじっくり堪能。  土曜は寝坊したが、いつもの週のように外出。  ★アートスペース201、さいとうギャラリー、★スカイホール、★ギャラリー大通美術館、★札幌時計台ギャラリー、道新ぎゃらりー、大同 . . . 本文を読む