北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■熊田満佐吾・松本五郎・菱谷良一 師弟三人展 (2024年11月5日~12月24日、札幌)

2024年12月20日 12時40分30秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 ギャラリー北のモンパルナスがコロナ禍のため2020年春から休業して以来、4年8カ月ぶりに再開しています。  3人のうち、松本五郎さん(十勝管内音更町、20年歿)と菱谷良一さん(旭川)は、1941年(昭和16年)の生活図画ずが事件により治安維持法容疑でとらえられて無実の罪で投獄された、当時の旭川師範学校(現北海道教育大旭川校)の学生です。2019年に2人展「無二の親友展」が同ギャラリーで開かれてお . . . 本文を読む

■海町と向き合う (2024年12月5~20日、札幌)

2024年12月20日 11時35分14秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 北武記念絵画館が1996年開館して以来、おそらく初めて写真をメインに据えた展覧会。  社会問題にかかわる内容(というか、題材が東北沿岸なので、どうしてもそうなってしまう)も同館としては異例のことです。  当初は12月22日までの予定でしたが、事情により会期末が2日繰り上がっています。    「海町」は、街角の写真などで知られる尾仲浩二(1960年、福岡県直方市生まれ)が、1991~93年に東北の . . . 本文を読む

斎藤一明「刻」「少女像」「凍土 II」●釧路の野外彫刻(56)(57)(58)~2024年12月、釧路へ(13)

2024年12月20日 08時30分37秒 | 街角と道端のアート
(承前。 釧路の野外彫刻55はこちら)  さて、釧路芸術館を出てから、次に乗るバスの時刻まで20分余りあります。  もう1カ所立ち寄る時間はありませんが、釧路市役所の中庭に彫刻があったはずだということを思い出し、ちょうどこれから歩く道筋の途中だということもあり、足を運ぶことにしました。    市庁舎には、土日祝日は入りにくいと推察されます。    中庭には、釧路出身の彫刻家・斎藤一明(1930~ . . . 本文を読む