まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

麦秋の 路地に古寺を 見逃して

2013年05月17日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日も高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。気温は17度から23度、湿度は89%から50%。風は4mから1mと北北東の風。

 

 今日は天気がいいので、仲多度郡まんのう町に出かけてみた。例の・・・「法然上人讃岐の足跡シリーズ」の調査である。建永の法難(承元の法難)によって、都を追われ、讃岐に流された法然上人は、塩飽本島から、丸亀を経て、この小松の荘にやってきた。

 

 このあたり、まんのう町羽間・四條・高篠という一帯が「小松荘」であって、「ココが本当」、「こここそ元祖」みたいなことで、あちらこちらが、「こここそ、法然上人逗留地」と名乗りを上げている。

 

 そんな何カ所かを巡ってから、今日のお昼はここになった。

 

 仲多度郡まんのう町東高篠にある「手打ちうどん梅木」というセルフのお店だが、プチセルフの典型みたいなもので、客の注文を聞いてから麺を湯がいて・・・たっぷりと十数分から20分は待たされる。しかも料金は後払い・・・。

 

 で、出てきたのがこれ。肉うどんを注文したから肉うどんが出てくるのは当たり前なんだが、この量は半端じゃない。どうやっておうどんを食べればいいのかと考えてしまうし、どこから手を付ければいいのかも迷ってしまう。これで500円だった。

 

 ということで、まんのう町高篠羽間・高篠・四條・天皇・琴平町苗田・まんのう町買田などを回って、計8箇所の調査を終えた。わかるところはわかるのだが、わからんところは全くわからん・・・。

 

 そこで気分転換・・・ということで、ここにやってきた。まんのう町追上というところにある「道の駅もみの木パーク」内にある「二宮忠八飛行館」。200円の入場料が要った。

  

 展示内容は中学生用かな・・と思うような内容。忠八の年表とか活動記録などと、飛行機の歴史みたいな内容の展示。

 

 これが、二宮忠八が考えたカラス型飛行機。陸軍の演習の帰り、この近くで弁当を食べていたとき、落とした米粒をねらってカラスが滑空してきたのにヒントを得て、こういう機体を考えたのだとか。

 

 だから、この地は、「世界最初の飛行原理着想の地」なのだそうだ。ここにあるのが、「二宮飛行神社」。

 

 だから、この町のマンホールもこれ。

 

 ちゃんと、カラス型の飛行機がデザインされている。もう一つは特産の「タケノコ」。

 

 今日の掲示板はいつもの「荒了寛」先生のお言葉。「生きるとはなぁ いのちをわけあっていくことなんだよ だからいたわりあつていくんだよ」というもの。この、「いたわりあう」というこころがいくぶんか薄れてきているように思うのは私だけだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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