さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨や雪の降っている所があるらしい。気温は5度から12度、湿度は65%から56%、風は3mから4mの西の風が少しばかり。明日の4日は、気圧の谷の通過や寒気の影響で、昼過ぎにかけて雨が降る見込みらしい。
いよいよと冬到来だなぁと思うような朝。迷犬ごんはご機嫌を取り戻したように朝の散歩を元気よく駆けだした。もう、おさるのことは忘れたみたい。
さて、今日は県立病院での予約診察日。弟のたっくんに送って貰って病院に着いたのは9時30分ごろ。予定通りだった。
いつも通り、レントゲン検査・心電図検査・検体(血液)検査の後、担当の「日浦ドクター」の内科検診があった。
肝臓の数値が高い。肺に水が貯まっている。血圧が142と少しばかり高い等と指摘された。「お酒の量は?」というので、「缶ビール350mlを四本・・・」「えっ!それは飲み過ぎ!!」と言われて、「焼酎が二合に清酒が二合・・」と言う言葉が喉に詰まった。
「そのままだと、今年のお正月はここのベッドの上ですよ」とも言われた。そんなに、心配するほどは飲んでいないのに・・・。
そのあと、予定していなかった、外科の先生の診察やら眼科の診察が追加された。来週の白内障の手術前の確認やら麻酔の打ち合わせ。全身麻酔は心臓に負担が大きくてリスクがあること。すやすや睡眠でも心臓が停止する恐れがあること。心臓に異常があれば直ちに白内障の手術は停止することなどの確認が行われた。心拍停止したら、眼科の手術などなんの意味もない。とにかく、不整脈と眼科手術の危険性の周知と告知。
明日は明日の風が吹く・・・。ということで、気分直しにここに来た。四国霊場88番札所前にある「八十八(やそば)庵」というお土産物屋さん兼一般店のおうどん屋さん。
弟と二人で「打ち込みうどん」二人用をお願いした。@850円の合計1700円。寒いときにはこれがおいしい。ニンジンや大根、あげ、サトイモなどを煮込んだもの。
これを、各自のおわんに移して食べる。これはここのお店の人気メニューである。最近は、「イノシシ肉入り」とか「オリーブ牛肉入り」のスペシャル版が出て居るらしい。ともに、1,250円らしい。私ら、年金生活者はオーソドックスなもので充分。
午後からは、たっくんが、旧宅の草刈りをやってくれた。ここが気がかりだったのだが、お正月前にはきれいにしておきたいものである。
我が家の周りにはこれ、この通り・・・。自然との共存とはいえ、この我が物顔はどうだ。まさに「猿の楽園」になりきってしまっている。
それにこれ。「どんぐりブタ」正確にはイノシシというか「イノブタ」なんだが、「どんぐりを食べて育った豚」と同じようなもので、さかんにどんぐりを食べている。ドングリを食べて育った最高級のイベリコ豚(全体の10パーセントほど)は「ベジョータ(bellota=スペイン語で「どんぐり」)」と呼ばれ、どんぐり以外の普通の飼料を食べて育ったものは「セボ」と呼ばれるらしい。こういうものならば、みんな捕まえて商売になるのだけれど。
今日もお薬がこんなにどっさり。診察料が5800円に、薬代が7250円。『俺たちに明日はない。キャッシュカードにも残はない・・・。』
今日の掲示板はこれ。「どのような道を どのように歩くとも いのちいっぱいに生きればいいぞ」という相田みつをさんの言葉から。「いのち」の尊さを見つめ続け、その生き方を、自分の書、自分の言葉で、温かく、そして優しく語りかけた相田みつをさんの「子供へ一首」と題したことばである。私たちは、面子(めんつ)や体裁(ていさい)、カッコよさなど、みんなまわりを気にして、そんなことにとらわれて生きている。しかし、みつをさんは、そんなことにとらわれて生きる生き方よりも、体裁が悪くても、カッコよくなくても「充実感のある生き方」をしたらいいんだよと、語りかけているのである。それが「いのちいっぱい 生きる」ということだと・・・。「いのち」を受け継ぎ、その尊い「いのち」に生かされて生きる私たち、その「いのち」をいっぱい生きているだろうか?
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。