まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

生かされて 蝋梅の黄に 安堵する

2015年01月21日 | たまには真剣な研究なども

  さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっていて、夜には雨が降る見込みらしい。気温は3度から9度、湿度は84%から59%、風は1mから3mの南東の風が少し。明日の22日は、四国の南岸を通過する低気圧の影響で、明け方までは雨が降り、雷を伴う所がある見込みらしい。その後も気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすいらしい。

 

 で、今日もさぬき市長尾西にある「一畑御坊」と呼ばれている「宗林寺」さんに行ってきた。ここは真宗大谷派のお寺さん、いわゆる「お東さん」である。

 

 ご覧のように参道から境内から畑の中から墓地の中まで、こうした句碑が無造作に置いてある。その数はおよそ50基。

 

 昨日、撮影した画像をプリントアウトしてみた結果、幾つかの事実がわかってきた。

 

 たとえばこれ。このはしごを置いてあるこの句は、「お寺の秋は 大松のふたまた」という尾崎放哉の句である。

 

 今日、はしごを外して撮影してきた。

 

 この句碑は、正岡子規の「み佛も 扉をあけて すずみつつ」という句であるが、実はこの句碑の裏側に・・・・

 

 「松はおだやかな汐鳴り」という句が刻まれていた。いくら探しても見つからない筈だ。

 

 それとこれ。無造作に置かれた石板なんだけれど、真ん中の短い文章。これが見慣れた「山頭火」という字である。だから、「日ざかりに空腹がなく」と刻んである。本当の山頭火の句は「日ざかりに空腹が鳴る」である。また、左の「風の明暗をゆく」だが、本当は「風の明暗をたどる」である。この句碑は新しいものらしく、どんな句碑集にも掲載されていない。

 

 昨年の秋にお邪魔した頃にはうっそうとした境内であったが、枝も短く剪定され、雑草もきれいに取り除かれてさっぱりとしたお庭になっていた。この本堂前の荷物もどこかに片付けられたら、もっとさっぱりするなぁと感じたことだった。

 

 で、今日は寒いからと言うことで町内の杉本うどんに駆け込んだ。

 

 で、今日もしっぽくうどん小で400円。今日も汗を流しながら食べたことだった。

 

 午後からは、早速にデーターの修正作業をやっておいた。鉄は熱いうちに打たねばならないし、熱のあるうちに作業をやっておかねば、冷めてからはあきてしまう。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷惑をかけずには生きられない「おかげさま」ってほんとうなんだ」というもの。。「人様に迷惑をかけるな」などと、親が子に教えたものだが、人は誰も迷惑をかけずには生きられない。子供は親に迷惑をかけて大きくなり、親は子に迷惑をかけて亡くなる。まだまだ、「おかげさま」とは言えないけれど、これからどうなっていくのかなぁと思う毎日ではある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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