まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

君子蘭 驚いたように 生きてみる

2017年05月21日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17.9度から26.4度、湿度は96%から71%、風は0mから2mの北東の風が少しばかり。明日の22日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 朝、山の旧宅、「木村株式会社」から戻ってくると、どうにもタイヤがおかしい。

 

 こういうことには慣れている筈なのに、ジャックアップするのも、ナットを緩めるにも、どうにもどんくさい。10分もあればタイヤ交換できたのに、30分もかかってしまった。それもこれも、おなかに腹水がたまっているもので、しゃがめない、うつむけないのが原因。

 

 さて、ご案内の通り、今日は「NHK文化センター福山教室」の「歴史探訪」講座、『平賀源内と上がり三ヶ寺』というご一行のガイドである。で、私たちは、この「上がり三ヶ寺」の内の「二ヶ寺」、長尾寺と大窪寺を担当する。

 

 一行は福山からの30名様、年齢もさまざま。今日の担当は、渡邊会長との二名。まずは会長の挨拶と長尾寺ガイド。

 

 朝の7時半に福山駅前からバスで高速道路経由で志度ICに9時に着いた。その後、志度町内や地蔵寺、源内記念館、志度寺などを探訪した後、「かね荘」で昼食。13時に長尾寺にやってきた。

 

 門前の「元寇」関連の経幢2基については、会長が説明した。こうした歴史物は渡邊会長の得意分野。私は、巡拝のお作法、文学、雑学、宗教学、民俗学などの担当。

 

 だから、この「靜御前剃髪塚」は私が担当した。

 

 13時から30分ほど長尾寺をガイドしたあと、会長はバスに乗り込んで遍路道の蘊蓄を披露。私はマイカーで先回りして、この「おへんろ交流サロン」でお待ち受け。ここの担当者に連絡して待機。

 

 ま、会長の顔を立てて、すっかりと説明をしてもらう。補足を私がする程度。あと、「トイレはこちらです」とか、「あ、お遍路さんがお見えですから、通路をあけてください」と、サポート役。13時40分から14時20分まで、ここにいて、大窪寺に向かう。

 

 お寺は、「檀家さん」「信者さん」が第一、第二が「住職さん」や「総代さん」などの役員さんのもの、第三は「お遍路さん」や「お参りの方々」、私たちは「その他」だから、「境内では左側通行で、お遍路さんの邪魔はしないこと」を口すっぱく説明する。お寺の境内は「聖域」であって、テーマパークや公園ではないことを何度もお話する。

 

 また、本堂や大師堂などの寺院設備については、質問されたらお答えする程度。こうした、「これはなあに?」というような建物や設備についてお話する。

 

 仏頂面のお話とか・・・

 

 この字の意味とか天井に吊された箱車とか・・・。

 

 この二天門では「札を打つ」、「札所」と呼ばれる訳などについてお話する。その後、門前のお土産屋さんへ誘導して、私のお役目を終えて、皆さんにお別れした。大窪寺を15時20分まで。一行は17時45分に福山駅前に帰宅予定。

 

  今日の掲示板はこれ。「人生はいろいろあるから退屈せんでよい」というもの。いつもお世話になっている町内にある善楽寺さんの掲示板から。曹洞宗の僧侶、余語翠巖(よごすいがん)さん(1912-1996)の言葉から。確かに永い人生に於いて様々なことが起きては過ぎる。それを退屈せずに楽 しむか、退屈しながら漫然と過ごすかで人生の味わい方は大きく違う。有り難いと思って過ごすのか、苦痛だと思って過ごすのかでも人生は大きく違う・・・。 その選択で、人生の味付けも変わってくるというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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