万里の河/チャゲ&飛鳥・MoviePhoto
香川県丸亀市沖にある、さぬき広島の春の行事に「こんぴらさん」のお祭りがある。海に生活の糧を求め、海で生活し、海に生きるしかなかった島人たちが、こころを込めて信仰してきたおまつりの一つである。
このお祭りは、金刀比羅宮の例祭(毎月十日)に合わせて、四月の十日に行われてきた。だから・・「おとおかのおまつり」と呼び習わせてきた。今年は、十日、十一日に例祭が行われる。で、前日の土曜日には「でごと:出事」として、神社の掃除やら草抜き、社殿の清掃、例祭の準備が行われる。
この「でごと」には、江の浦集落の全員が出ての奉仕作業になる。ここでの歓談やら世間話も楽しいらしいし、役所からの伝達事項もここで連絡される。集落のほぼ全員が顔を合わせるのも、このこんぴらさんや秋の例大祭くらいなものになった。
作業は午前八時からはじまり、およそ十時過ぎには終わる。あとは宮総代さんらが、おしめを作ったり、紙垂(しで)を切ったり、玉串を作ったりする。住民たちは思い思いのお供え物を持ってきたりする。
このこんぴらさんも、昔には別な場所にあったが、明治の「一郷一社令」によって、広島神社の境内に移されたものだとか。娯楽のなかった時代には、おこもりと称して、一晩中世間話に夢中になったとか。今は「宵宮」ということで、二時間ほど、世間話や情報交換を楽しんでいる。
じゃぁ、まあ、来週に会えるといいね。
香川県丸亀市沖にある、さぬき広島の春の行事に「こんぴらさん」のお祭りがある。海に生活の糧を求め、海で生活し、海に生きるしかなかった島人たちが、こころを込めて信仰してきたおまつりの一つである。
このお祭りは、金刀比羅宮の例祭(毎月十日)に合わせて、四月の十日に行われてきた。だから・・「おとおかのおまつり」と呼び習わせてきた。今年は、十日、十一日に例祭が行われる。で、前日の土曜日には「でごと:出事」として、神社の掃除やら草抜き、社殿の清掃、例祭の準備が行われる。
この「でごと」には、江の浦集落の全員が出ての奉仕作業になる。ここでの歓談やら世間話も楽しいらしいし、役所からの伝達事項もここで連絡される。集落のほぼ全員が顔を合わせるのも、このこんぴらさんや秋の例大祭くらいなものになった。
作業は午前八時からはじまり、およそ十時過ぎには終わる。あとは宮総代さんらが、おしめを作ったり、紙垂(しで)を切ったり、玉串を作ったりする。住民たちは思い思いのお供え物を持ってきたりする。
このこんぴらさんも、昔には別な場所にあったが、明治の「一郷一社令」によって、広島神社の境内に移されたものだとか。娯楽のなかった時代には、おこもりと称して、一晩中世間話に夢中になったとか。今は「宵宮」ということで、二時間ほど、世間話や情報交換を楽しんでいる。
じゃぁ、まあ、来週に会えるといいね。