まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

緋のもみじ 日だまり自慢の 不動尊

2016年11月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて、晴れていた。気温は10.7度から15.8度、湿度は78%から67%、風は1mから6mの西北西の風が少しばかり。明日の17日は引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。

 

 一昨日がスーパームーンだということだったが、あいにくと曇っていて見られなかったし、昨夜も曇っていて諦めていたのだが、寝ようとして22時過ぎに雲間から月が見えたので撮ってみた。一眼レフに望遠レンズ、手持ちで数十枚ほど撮った中の一枚である。

 

 その3時間ほど前、夕食で野菜の煮物を食べていたが、その中のニンジンの煮物を食べた瞬間に、左前の犬歯が折れて転がった。昨年だかにはおにぎりを食べて前歯が折れた。お年だから仕方がない。

 

 で、今朝のこと、トイレに行って便座に座ったら、鼻水が流れたような感触がした。慌ててトイレットペーパーで鼻を押さえたら鼻血だった。そのまま、ペーパーを鼻に当てたまま、マスクで隠して出かけることになった。

 

 さぬき市長尾にある長尾中学校に向かう途中、例の「尿意」が催してきた。利尿剤が効き始めてきた頃だった。そこで、コンビニや公園の公衆トイレに駆け込むのだった。

 

 中学校に着いたのは午前9時前だった。出前授業は9時半だったから、校長室で自己紹介なんぞをやっていたが、その間にもトイレに立つのだから困ったものだ。なにせ、初めての学校だから迷路みたいなもの。トイレを出たら、元の校長室がわからない。

 

 授業前にもトイレを済ませておく。

 

 今日のメインのお話は、この、前田チーフガイドが勤める。ただ、私たちはお先達さんではないので、宗教的なお話やお寺のことには触れない方針。この地域の風習や伝統、歴史的なお話などがおもなおはなしになる。そんな、仏教的なことや宗教的なことは、お坊さんである私がフォローするという訳である。

 

 この教室の上に掲げられていることば、「教室はまちがうところだ」という言葉が目に焼き付いた。

 教室はまちがうところだ
               まきた しんじ

  教室はまちがうところだ
  みんなどしどし手を上げて
  まちがった意見を 言おうじゃないか
  まちがった答えを 言おうじゃないか

  まちがうことを おそれちゃいけない
  まちがったものを ワラっちゃいけない
  まちがった意見を まちがった答えを
  ああじゃあないか こうじゃあないかと
  みんなで出しあい 言い合うなかで
  ほんとのものを 見つけていくのだ
  そうしてみんなで 伸びていくのだ

      以下略

 

 副会長の柿木さんは、地蔵菩薩の紙芝居を見せて、両親や家族を思いやるこころをしみじみと語ってくれた。ときたま、「なぜ、お寺のお堂の前でお経を読むのですか」などという質問が出れば、私がお話をする。でも、前歯がないので言葉は控えめ、鼻血が流れたら困るのでティッシュペーパーを握りしめながら、ひたすらトイレに行きたいのを我慢していた。授業が終われば、一目散にトイレに急行する。困ったおじさんである。

 

 暮れに講演会のお話があって、依頼状が来たので、pdsファイルを操作していたら、突然におかしなものが動き出した。

 

 これが遅々として動かない。12時半前から動き出して、1時間経っても動かない、2時間経っても少ししか動かない・・・。実に困った更新作業だ。昼間に2時間も3時間も止められたらたまらない。

 

 そんなこんなで、今日の予定はすっかりとストップ。明日は明日の風がふくだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「黒い土に根を張り どぶ水を吸って、なぜ、きれいに咲けるのだろう。私は大勢の愛の中にいて、なぜみにくいことばかり考えているのだろう。」という星野富弘さんの言葉から。先日、ハスとスイレンの違いは何ですか?と尋ねられたが、蓮も睡蓮もともに泥の中で育ち、泥水を吸って育つが、少しも汚れることなく染まることなく花びらを開く。だのに、私たちはきれいな洋服に身を包み、清浄でおいしい食べ物を食べて、きれいであたたかなお布団にくるまれて寝るのに、苦しみに染まり、悪心に汚れ、悩みやそねみにまみれて育つ。こころという感情のなせる業である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。



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