昨夜深夜便で豊前から戻りました。
豊前の浄福寺の義父の容体が・・・
11日の夜のことでした。
「呼吸をしていない」・・・との連絡をうけ
住職とその言葉の意味が理解できず
「それってどういうこと?」
「また呼吸することもある?」
・・・・
とりあえず翌朝豊前へ
仏間に義父は静に寝ておられました。
傍にはお焼香台が用意されていました。
新院さんは組内ご院家さんや葬儀社さんの打ち合わせにおわれ
義母は弔問の皆さまへの対応におわれ
義妹は乳飲み子をあやしつつ細々とお葬儀の準備を
仏壮さんは外の準備 仏婦さんはお煮しめをつくられ
・・・・
14日門徒葬・本葬を終えました。
組内のご院家(ご住職)さんの皆さまによるそれはそれは見事なお葬儀でした
坊守さんも大勢おまいりくださいました。
東京教区内のご住職さん方もお参りくださりありがとうございました。
善然寺から門信徒会会長がお参り下さいました。
沢山の方々にお参りいただきました。
優しい義父でした。つい先だって実家の法事のときに会いました。
・・・
義父はどなたにも優しいかたでした。 ・・・うちの住職とは親子なのに全然違うんです。
どなたにもこころ配りをし 優しさがお顔にもにじみ出て
「下河内のご院家さん・しもがわちのごいんげさん」と皆さまに呼ばれ
スクーターで洋装布袍を着て あちこちへとお参りされる義父でした。
若いころは上毛組仏婦担当で「マダムキラー」と言われたり
「仏婦担当を辞めないでください」と嘆願書をいただいたり・・・
10年程まえから病気になり徐々に痩せてきましたが
義母の熱心な看護でいつも笑いのあるベッドサイドでした。
「ありがとうございました。お浄土でまた会いましょう」 と言いつつ
やはり寂しさが日に日に身にしみる今日を善然寺で感じています。
豊前の山々は桜がところどころに咲いているのが見え 遠山の日本画のようで綺麗でした。
来年からは桜をみると きっと義父を想い出すとおもいます。
なんまんだぶ なんまんだぶ
本日よりブログ再開します。