ハーイ坊守一夜明け新郎新婦は現実に戻り夢のあとといった心境でしょうか?
老婆は消え去るのみ
夕飯どうしたかしら~・・・・余計なお世話はしません
さて 実は披露宴最中のことですが・・・・
私ども長谷山・鬼木の円卓テーブルで新郎新婦が入ってくると婆たちは「わ~」とテンションがあがりますが その後は「餡子・あんこは煮えたじゃろーか?」が再々話題になってました。
実は・・・・善然寺の留守番を福岡築上郡原井M寺の19歳のFお坊ちゃま(東京在住)にお願いしてきました。(私の高校の頃のU高校長先生のお孫ちゃん)
2月の法話会にもお聴聞にみえその時に留守番のことをたのみましたが「餡子が好き」と知りました。いつも餡子を買って白玉団子を作って食べているらしく、ならば餡子を小豆から煮てみたら?となり留守番のときに準備しておきました。
作り方には失敗しないこつを書きつらね 白玉団子は絹ごしで練るといつまでもふわふわよん!も書いて材料をテーブルに置いてきました。
最後に「私どもにも一口残して味見したい」とも書きました。
本当に若者が餡子を練るだろうか?
前夜からこの話題が食卓にのぼってました。
老母たちM寺Fお坊ちゃまをよく知っています。
でもね~本当に餡子をつくるかな?
覚えると簡単だが若者が餡子つくりに挑戦するのか半信半疑
私もです。きっと気を抜いて焦がすのでは・・・・水が無くなり練るときはお鍋から離れてはいけないと注意書きもしました。焦げたら匂いが移るから焦がさぬよう・・・・来客のときは火を消す
無理だろうなと思っていました。
京都から急ぎ帰り・・・・
着くなり「餡子は作った?」挨拶のあとすかさず住職と聞いてしまいました。
「はい!食べてみてください。4段階の水分量の違いもわかるように・・・・」
ほ~練り上げていく段階での水分の違いとのこと実験みたい
餡子は甘く柔らかく美味しいです。白玉団子も絹ごしで練り柔らかくふわふわです。
若者は頭も柔らかいんですね~水分量の違いまで・・・・
「漉し餡も興味がある」とも言ってました。
長谷山・鬼木テーブルのみなさまに食べてもらいたいくらい上手にできています。
翌朝故郷の福岡自坊へ帰る時の荷物に餡子をお土産に包み若者はさっそうと帰られました。
ばぁーちゃんのチャーハンが一番好き!と教えてくれました。
きっとM寺のみなさんも首をながくして帰りを待っていると思います。
そして餡子に感動したことと思います。
3月はインドへ行くらしく大忙しの春休みのようです。
Fくんまた来てね~ありがとう