イカの塩辛はご飯のお供にピッタリ
炊きたてゴハンを茶碗に盛り、ビンからイカの塩辛を箸でほじくり出し、ゴハンの中に潜り込ませ、ゴハンの熱で塩辛を蒸らす。
しばらくおいて塩辛の染みたゴハンを口の中に入れるシアワセ。
日本人に生まれて良かった、とつくづく感じるひと時であります。
永谷園のお茶漬けや、ふりかけより高級感があるのもリッチな気分になりますね。
お箸が止まらない
但し、高血圧や痛風にはご注意くださいませ。
何事もほどほどがよろしいようで。
イカの塩辛はご飯のお供にピッタリ
炊きたてゴハンを茶碗に盛り、ビンからイカの塩辛を箸でほじくり出し、ゴハンの中に潜り込ませ、ゴハンの熱で塩辛を蒸らす。
しばらくおいて塩辛の染みたゴハンを口の中に入れるシアワセ。
日本人に生まれて良かった、とつくづく感じるひと時であります。
永谷園のお茶漬けや、ふりかけより高級感があるのもリッチな気分になりますね。
お箸が止まらない
但し、高血圧や痛風にはご注意くださいませ。
何事もほどほどがよろしいようで。
人間、歳をとってくると頑固、偏屈、依怙地になる。
依怙地とは、そっちのほうがそうくるならこっちはその反対でいく、というイコジ。
じいさんの頑固、偏屈、依怙地とはどんなものか。
まずお上による最近の「許してやる」という態度、あれが気に入らない。
コロナ禍の緊急事態宣言を「解除してやる」という物言い。
「解除してやるかわりに、あんまりいい気になるなよ」というエラソーな言い方。
これに反発して依怙地になったじいさんがいます。
どこの誰とは言いません。
というか、すぐ身近、というかすぐ目の前、当人に近いけど当人ではないというじいさん。
時はあたかもお花見シーズン。
お花見に行ってもいいけどあんまり騒ぐなよ、歌うなよ、飲み食いはやるなよ、というお達し。
「盛大にやろうじゃないか、お花見を」とじいさんは依怙地になった。
もちろんこのじいさんは良識あるじいさんなので、あんまりヘンなことはしない。
でもちょっとだけする。
このシーズンになるとデパートあたりはお花見弁当を一斉に売り出す。
豪華、高価、2千円、3千円はザラ。
どれもこれも美味しそう。
だけどこのお花見弁当を素直に食べたのでは、依怙地じいさんの名が廃る。
部屋を暗くしてお花見弁当を食べる。
しかし何だか癪だ。
癪にさわる、というじいさん特有の心理である。
何とかして仕返しをしたい。
そうだ、いいこと考えた。
弁当を食べないお花見。
ざまあみろ的な心境になって気が晴れる。
弁当は写真で眺めることにする。
写真で眺めて食べたつもりにする。
人間その気にさえなれば、成し遂げられないものはないのだ。
時あたかも目の前にグルメ雑誌があった。
「キラリ」最新号の「春の贅沢弁当」
まあその美味しそうなこと。
これらの大御馳走が、なにしろ見るだけなのでタダ。
桜の花無し、食べ物一切無しだけど、じいさんの意地、じいさんの仕返し。
年寄りの依怙地には、怨念さえ感じるのであった。