武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

ナルホド納得

2013年10月14日 | Weblog

こういう和綴じ本は江戸が全盛だったのだろう。
外国の製本技術が入ってくると、押されてしまう。
江戸時代には読みまわしているうちに、ひもが切れたりしたろう。
中身がバラバラになる・・・・と思うがコヨリを使ってほどけないようになっている。この技術が大切なのだ。
この部分は見えないし、見せないのだ。
それから糊は極力抑えてあるのに気が付く。
糊は貴重品だったろう。糊を大量に使うと虫喰いのもとにいもなる。

昔の人に智恵はすごいのだ。
そこでこの本は「中国妖気伝」と題うって、中国の昔話の妖しい話を載せることにした。