武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

宮沢賢治おっしゃるには・・・・

2014年04月07日 | Weblog

宮沢賢治先生は肥料学の授業で細胞についてこう述べている。

「人間をぐんぐんたどっていけば、たった一粒の蛋白質になってしまいます。今、君が蛇を見たとする。びっくりして背筋に何かが走る。いやだ。それは何故なのだろう。きみには、今まで直接蛇にかまれるとか嫌な記憶などないのです。そう、細胞核が覚えているのです。はるか昔、我々祖先が、その時どういう形をしていたかわからないけど恐ろしい爬虫類におびえながら生きていた時期があったのです。突然わけのわからない恐れは、その何万年、何億年も前の記憶がめざめるのです。・・・・・・」
おそれおおくも人間は、この時代より細胞学に新しい事象に挑んでいる。それはそれでいいのだが、偽証だとか虚偽とかやめてもらいたい。