武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

てんぐの仕業・・・・

2014年04月12日 | Weblog
昔・・・・わたくしめの幼少の頃、「神隠し」などと言う怪奇現象ぽいことがあった。
突然、子どもがいなくなるのだ。
現在でも中国でこどもをさらって売買する事件が横行してるニュウースがあった。あのいまわしい拉致の事件もそうだ。最近でもこどもの行方不明の事件がおきている。これは悪意に満ちた犯罪だ。親御さんの気持ちになったらたまらない。

たしか小学校5年くらいの時だ。同級生のY君が暗くなっても帰ってこないと言う事件があった。
年寄りは「こりゃ、神隠しだ」とか言ってた。
村中さわぎになり、消防団はみんな法被を着て出動だ。
この時の光景を今でも思い出す。
山に提灯の行列が見え、あちこちで探してる。当時懐中電燈などシャレたものはなかったので提灯だったと思う。

数時間たって、彼はポッと出て来たのだ。彼は畑の横の道具入れの小屋で遊んでいて、わらの中で寝てしまった・・・・・・そうだ。目がさめたらまわりが騒々しいので出て来たとか。

彼は二、三日元気を失っていた。かなりしぼられたのだろう。
彼が出てこなければ「テングの神隠し」にあったと言うことになり、テングのしわざとなる。
けど彼はテングにあってないらしい。

テングに連れられて行ったところにいれば歳はとらないらしい。・・・・なにか「浦島太郎」の竜宮城みたいだけど・・・・・