カステラのたまご色は、本当にほっとさせられる。
下の子は「どうして、フライパンで焼かないの?」(ぐりとぐらのカステラが食べたいんでしょう)とか「もう一切れ食べたいなぁ」とか「ダチョウの卵で作ってみたいなぁ」(これは下の子。やっぱりぐりとぐらから離れられないらしい)と楽しそう。
今回は、基本料の1,5倍で厚めに作ったので、より市販のカステラっぽい。
最初の頃、2日目になるとぼそぼそになってしまって、凹んだものだが、しっかり混ぜることが大事だと気が付いた頃から、ぼそぼそにならなくなった。スポンジもそうだが、「卵の泡を消さないように」と恐る恐る混ぜていると、粉がうまく混ざらなくて、ぼそぼそしてしまう。しっかり泡立てた全卵の泡は、そんなに簡単に消えない。しっかり泡立てていないと、どんどん泡が消えてしまう。
砂糖の量も、卵の半分よりは減らせない。卵の泡が安定しなくなってしまう。
こんなことが少しづつ分かってくると、お菓子作りに失敗が少なくなる。そしてまた楽しくなる。