回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

記念硬貨

2020年11月05日 15時14分38秒 | 日記

いつも利用している銀行に寄ったら、「オリンピック、パラリンピック記念貨幣(硬貨)引き換え」の張り紙があった。昨日11月4日から開始、とある。全く費用のかからない引き換え(500円記念硬貨を普通の500円と引き換え)だから、瞬間蒸発で終了しているはずだが、と思ってなじみの行員に聞いてみたら、いえ、まだ残っております。今日からは引き換えの枚数に制限はございません、と言う予想外の返事。記念硬貨を収集するという趣味(あるいは実益?)はそれ程ではないが、聞いてみた手前もあり、それでは全種類(500円が2種類、100円が7種類)2セットを、と頼んでみると、住所・氏名を書く伝票を渡され、締めて3,400円で引き換えとなった。

この記念硬貨、そもそもオリンピック・パラリンピック自体が開催されるかいまだ不透明な中、収集家の心をくすぐるようなものではなかったようだ。それぞれ400万枚発行するということで希少価値にも乏しいのだろう。いや、それ以上に、コロナのこともあり、銀行窓口に来て交換することを躊躇する人も多いのかもしれない。

もう少ししたら、来年のオリンピック・パラリンピックが開催されるかどうか、決まるのだろう。それによっては幻のオリンピック・パラリンピックの記念硬貨になるかもしれない。そういえば、つい先日、組織委員会から、チケットの払い戻しの連絡が来ていた。いくつか当たっていて、出来ることなら観戦したいと思っているのだが、観戦して感染したら(不謹慎な駄洒落かもしれない・・・)元も子もないので、悩ましいところだ。

以前世界的に有名なメダルコレクターであるScher Collectionに関係するビデオを見たことがある。コインは貨幣であるから一応それなりに貨幣価値があるがメダルは記念の物であり貨幣価値ではなく骨董品としての価値になる、しかし、いずれも表と裏がありこの点は絵画等と違う。そして展示することを考えると(裏返しにして見るということも可能ではあるが)、表と裏を同時に展示するために少なくとも2枚ずつ収集しなければならない、と言う話を聞いた。そうすれば表と裏を同時に鑑賞できる、というわけである。メダルと違って、コインには物語はない。

オリンピック・パラリンピック記念500円硬貨、上が表面で下が裏面

 

コメント (2)
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