国際政治には多くの場合予想もしない劇的な展開がある。トルコ軍機がシリアの対空砲火によって撃墜されたのが、シリアで大規模なテロ活動(虐殺)が行われている時期に発生したのは単なる偶然なのだろうか。NATOの、というよりは米国のシリアへの空爆を含む軍事介入があるのか。世界は固唾をのんで見守っている。
今日は札幌交響楽団の定期演奏会に。ドビッシー他の作品に加え、ラヴェルの作品が2つ。最後はやはりボレロで大いに盛り上がった。誰でも知っているこの曲だが、麻薬的ともいえるリズムの繰り返し、そして大団円がいつも心を揺り動かす。間違いなく、世界史に残る音楽芸術である。小雨の降る帰り道、久しぶりに音楽のもたらす高揚感に浸った。