予想されたように台風が接近して波打つように強い雨が地表に打ち付けている。久しぶりの梅雨時期の台風。風が強いせいか、先ほどから室内の照明が神経質に反応している。自然の力強いエネルギーを感じる。ただ、このエネルギーは、曲線的とも言うべきか、ある種の生命力すら感じる。
交通機関への影響は大きいが、自然の息吹に接することの出来る機会かもしれない。
ギリシャ国会再選挙で、EU、ECBおよびIMFの支援を受けてEUに残留する新民主主義党が僅差で第一党に。今度は残留派で過半数となり連立政権成立の見込みにある。果たして緊縮政策継続をギリシャ国民は飲み込むことができるのだろうか?国債金融市場の反応と同様、注視したい。
EUの運命を決めるギリシャ再選挙が行われている。最後の最後まで緊縮派と反緊縮派が拮抗したまま投票に。そして明日西欧文明発祥の国から世界に重大なメッセージが発せられる。37歳の元学生共産党員が勝利するのか、あるいは穏健な実務家が勝利するのか、EUと世界経済にとっての当面の最大関心事に審判が下される瞬間が近づいている。