“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の後に・・・

2011年03月11日 22時13分33秒 | Weblog
皆さん、ご無事でしたか?

それにしてもものすごいというか、すさまじい地震でしたね。

しかも、あんなに長く大きく揺れた地震というのは、僕の今までの人生経験ではなかったですね。
(いや、みんなないはずですよね!)

あの最初の地震が発生した瞬間、僕は文化放送の8階の制作部の会議室にいました。
うわっ!という感じで、思わず窓際に行くと、JRの線路をはさんだ向かい側の高層ビルが、
(大げさではなく)ゆっさゆっさとメトロノームのように揺れているではないですか!
あれがこっちに倒れてきたらどうするぅ~・・・てな感じです。すごい恐怖感!

路上に目を転ずると、ビルから飛び出して来た人、歩道を歩いていた人々が、
ある者はうずくまり、ある者たちは固まって恐怖に顔をひきつらせている・・・
それはまるでパニック映画のワンシーンそのものでした。

で、慌てて、僕は嫁さんのケータイにに安否確認の電話をしたのですが、
(皆さんもそうだと思いますが)これがもうすでにまったくつながらない・・・
瞬間、これはもう一刻も早く家に帰らなくちゃと思ったのです。

それでも、その後、スタジオでの収録があり、すべての作業が終了したのは午後5時。

本来ならば、渋谷のオフィスの様子も見たいので、渋谷に戻りたいところですが、
いかにせん電車、地下鉄などの交通機関が全面的にストップしているので身動きがとれません。

そこで、もう渋谷に行くことはあきらめ、最初の方針通り家まで歩いて帰ることにしました。

まず文化放送を出発し、大門の交差点を曲がって国道15号線(第一京浜)を品川方面に・・・
イチコクはもう上下線とも駐車場状態でまったく動いておりません。

そして、コンビニの前などに設置されてある緑の公衆電話には長い列が・・・
ケータイはつながりにくくなっていますが、
固定電話ならばまだいくらかつながりやすいからです。

そこで、途中芝園橋のところで裏道に入り、
ひと通りの少ない裏道に公衆電話を見つけて自宅に電話!
と、「ああ、こっちは大丈夫!」の声。
なんや、じゃあ急いで帰ることもないか・・・と思ったのですが、
いったん歩き始めてしまったので、もう踵を返すことも出来ません。

そのまま歩いて田町を通過。
その間、イチコクは相変わらずまったく動いていないに等しい超ノロノロの数珠つなぎ状態です。
そんな車道の様子を横目で見ながら、ひたすら南へと向かう・・・

そして、泉岳寺の先を右折して、高輪を越えて、国道1号線(第二京浜)へ。
いやはやなんとも、ニコクの状態も、イチコクとまったく同じで、大渋滞中。

歩道、さらには歩度際の車道をも使って、大勢の人たちがただひたすら黙々と歩いていく・・・
すごい図です。
おそらくビルの上から見ていたら、すごい眺めだったと思います。

午後6時半に五反田に到着。
見上げる山手線のホームには人っ子一人いません。
都営地下鉄の出入り口には閉鎖中の札が、
そして、駅近くのホテルの入口には「満員になりました!」の札が・・・

でも、どうやらバスは動いているようで、バス停には鈴なりの人が・・・
あれだけの列に並んでいつ来るよもしれないバスに乗るとなると、いったいどのくらい待つことやら・・・

しかも、仮にバスに乗れても、道が渋滞していてほとんど動いていないので、
すし詰めのバスは単に鉄で出来た監獄でしかありません。

そこで、僕は、意を決してバスの列には見向きもせず、そのままニコクを歩く・・・
歩く、歩く、歩く、歩く・・・

こうして歩くこと3時間、僕はついに我が家・・・
の近くの居酒屋(店名)にたどり着きました。

あはは、結局、今日も呑んだんやん。



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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”



コメント (2)
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