史上最悪の状況なれどとっても温かい誕生日

今日は・・・僕の誕生日であると同時に、彼岸の入り。
今回の震災のおかげで、誕生日同様ふと忘れがちになってしまう彼岸ではあります。

でも、先祖の功徳と因縁を享受している僕としては、先祖の墓参りは欠かせません。

今日も午前中からカミさんと区内にある墓所へ。
それにしても、途中どこかのスタンドで心細いガソリンを補給していこうと試みたのですが、
今日は多くのスタンドは休業していて、列に並ぶまでもありません。
ひどいもんですね。

お供物を買いに寄ったスーパーも然り。
ついでに食料や日用品をと思ったのですが、棚はすっからかん。

そこで、思い切って、川崎の臨港にあるコストコに足を伸ばしてみました。

ところが、そのコストコは・・・さすがですねぇ、米でもパンでも卵でも肉でも、
そして、家の近所のドラッグストアではついぞ見かけなくなったトイレットペーパーでも、
なんでも売るほどある！さすが！
ああ、コストコでガソリンを売ってればなぁ（笑）

午後は、文化放送に日曜日の番組の打ち合わせに行きました。
思えば、ちょうど１週間前のこの時間です。
あのマグニチュード９．０の未曾有の大地震が襲って来たのは・・・

あれから１週間、僕はなんとか無事でした。
同じ会議室で、この１週間の出来事をめちゃくちゃに早い走馬灯のように瞬時に思い返してみると、
とても感慨深いものがあります。

と、その会議の途中、サプライズでバースディーケーキが登場！
スタッフからささやかなれど丁重にお祝いをしてもらいました。
おお、感激！

さて、夜はいつもの長原の「三日月」へ。
先週よりマスターのＭさんと齢９０になるご母堂から、
シャンパンとケーキで祝ってくださると絶対予告をされていたので、
お言葉に甘えたのです。

なんとお母さんはお赤飯まで炊いていてくれました。

そして、その場に僕の友人やら家族までが駆けつけ、
一同から心のこもったお祝いと過分なもてなしを受け、
先に帰した家族はさておき、僕が千鳥足で帰宅の途に着いたのは、
なんと午前１時をかなり回った深更でありました。

僕を、いやこの国を取り巻く状況はいっこうに改善されてはいませんが、
でも、今夜だけは束の間の心が温かくなる１日でした。



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