昨年の6月議会で、不妊治療について質問し、市として相談者を相談窓口につなげる施策と、不妊治療に関する
正しい知識の啓発活動、市独自の助成について要望しました。
啓発活動の一環として、来月「いつかママとなる日のために」という講座開講されます。
これからお母さんになる女性のみなさん、それを支えるお父さんも是非ご参加ください。
日時 8月17日(土)午後2時~
場所 京成佐倉駅北口ミレニアムセンター
申し込み 要申込み 043-485-6712 健康増進課 母子保健課
妊活の時代です!
以下、H24年6月議会 橋岡一般質問と答弁内容
◆6番(橋岡協美)
若い世代の人口を増加するための一つの施策に 不妊治療の助成についての環境を整えることが大切と考えます。
特定不妊治療費助成事業については、千葉県ホームページの説明にも不妊に悩み、実際に不妊治療を受ける
ご夫婦が増加していますが、不妊治療は身体的、精神的負担も大きい上に費用が高額になることも多く、経済的な
理由から十分な治療を受けることができずに子供を持つことをあきらめざるを得ない方も少なくありませんとあります。
つまり行政のほうでは、現状を十分に把握しているということになります。現在の助成は、所得制限の条件はありますが
、不妊治療のうち医療保険が適用されず高額な医療費がかかる、体外受精及び顕微授精に要する費用の一部、1回の
治療につき15万円まで、1年度目は年3回まで、2年度目以降は年2回まで、通算5年、10回まで助成することになっています。
こうした経済的負担の軽減を図るようにはなっていますが、他市では独自の助成を積み増ししているところもあり、この点佐倉市
としてはどのようにお考えかお尋ねいたします。以前議会でも紹介されましたが、群馬県太田市の6月10日付の市の広報にも
きちんとこの助成について、そして市の独自の積み増しについても書かれています。佐倉市としては、どのように考えて
いらっしゃるか、お答えいただきたいと思います。また、これとあわせまして不妊の相談体制を充実して総合的な支援をすると
いうことになっていますが、佐倉市として相談体制と電話受け付けについてどのような配慮があるかについてお尋ねいたします。
○副議長(村田穣史) 健康こども部長。
◎健康こども部長(石井肇) お答えいたします。
特定不妊治療費助成事業は、国が少子化対策の一環として不妊治療に対する経済的負担の軽減を図ることを目的に、
平成16年度より都道府県等が窓口となって実施している事業でございます。国におきましては、事業の有効性を評価するため平
成19年度より不妊治療の内容と結果、妊娠の経過などについて実態の把握、集計を行い、成果を分析する研究を行っている
状況と聞いております。不妊治療費の助成制度につきましては、国がこれまで継続的な見直しを行っております。また、
不妊治療の助成につきましては、第一義的には国の役割であること、現行の制度では検査時及び利用時に多くの
費用負担を伴うなど十分なものとは考えにくいことから、今後の制度の拡充や改善状況を注視しつつ、必要と思われる
事項については国に適宜要望してまいりたいと考えております。
なお、市における助成制度の導入についてでございますが、国から有効性や成果に関する報告がいまだに示されていないこと、
助成している自治体におきましても有効性や費用対効果などの検証がこれから始まる状況でございますので、こうした状況を
十分見きわめた上で今後検討してまいりたいと考えております。
また、市の相談体制と電話受け付けについての配慮でございますが、市におきましては不妊に悩まれている方に対し、
千葉県で実施しています不妊専門の相談窓口や不妊治療を行っている医療機関の情報を提供しております。不妊ではないかと悩み、
誰かに相談したいと思いながもためらわれている方が少なからずおられるものと思います。勇気を出して相談された方の気持ちに
こたえるためには、適切な相談窓口への道案内をすることが市の役割であると認識しております。電話で問い合わせの言葉の
裏にある真意や本音を聞き取り、相談者が求めている情報を適切に提供できますようこれまで以上に努めてまいります。
また、ためらわずに相談できる環境づくりとして不妊や不妊治療に関する正しい知識をより広く周知する必要があることから、
国、県、関係機関と連携し、電子媒体やリーフレットの配布、講演会の開催などをいたしましてより一層の啓発活動に努めてまいります。
○副議長(村田穣史) 橋岡協美議員。
◆6番(橋岡協美) 相談体制の充実を図る配慮について伺いました。確かに国で決めたものでございますけれども、
これは国が考えたことだからという意識が市としてあってはいけないと思います。市としても応援していくというメッセージを
常に送り出してほしいと思います。県内でも飛び抜けた 不妊治療についての実績を持つ病院が佐倉市内にはあります。
この病院には市外、県外から来院している事実を優位性と考えて通院をきっかけに佐倉市に住んでいただくということに
方向性を結んでいくことを考えてはいかがでしょうか。ためらわずに相談し、そして通院体制も整い、そして佐倉市に住んで
いただく。赤ちゃんのころから営業を開始して塾の生徒をふやすところもふえています。生まれる前から佐倉市民をふやす努力を
市として行っていただきたいと思い、そしてためらわずに相談ができる体制を整えてほしいという思いでこの議会で
不妊治療について出しました。不妊治療に踏み出す前の不安を少しでも取り除き、一年でも早くから不妊治療を
始めることにより妊娠の確率も上がり、精神的、経済的な負担からも早く解放してあげることができます。身体的な負担が
かなり大きくなっています。これがなかなか相談できなくて、つらい思いをしている方が多いと思います。流産、帝王切開の
確率も30代後半から高くなる傾向にあります。ですから、相談体制や子育て支援で子供が安心して産み育てられる環境を
佐倉市としてつくっていただきたいと思います。
本田由佳先生の人気講座に是非ご参加ください。
開講にあたり私の中学のバスケット部の同級生にお世話になりました。ありがとう!