少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

写真の効用

2004-12-21 23:48:39 | 写真
今日は忘年会があった。販売を開始した装置にからんで一緒に仕事をしている何社かが集まっての反省会を兼ねての会だった。

最近私は、写真を仕事で使う。といっても商品写真とかいうのではない。

何かこれはという思いを込めた写真を相手に渡すのだ。

その写真はいろいろと手をかけなくてはいけない。DPEでポンではだめである。

もちろんハッセルでとって自分で現像して、ごみを修正筆で直して、それから額に入れる。

ついでに最近作ったブランドロゴまで入れる。

このくらい手間ひまをかけると、大抵思いは伝わる。

まだ十分ではないけれど、今精一杯意のことをして相手に渡す。

もちろんお金がもらえるようにとか、そういうヨコシマな願いはだめである。

きょうもそれをやった。きっとご利益があると思う。そう信じることが一番大切なんだけど。

さ、ねよねよ。

人生の意味

2004-12-20 22:04:18 | 哲学
毎日目の前で起こる事には、すべからく意味がある。

それは良いか悪いかと言う問題ではない。目の前で起こっている事柄の意味を考えることが大切だ。

写真もそう。狙ったにしろ偶然にしろ、そのフィルムに写った映像には意味が必ずある。

写したその人も知らない意味がそこにはすでにこめられている。

未来も過去もその瞬間にすべて凝縮されている。そこには因果律は存在しない。

でも、人は本当に運命に逆らえないのだろうか。もし、未来がすでに決められているとしたら、その写真に未来がすでに写しこまれているとしたら。

本当にそうだろうか。人には意志があるではないか。

意志もイリュージョン。だとすればやはりそうなのか。

それってちょっとつらくないかい?

内と外

2004-12-19 17:38:58 | 哲学
カメラ日和という雑誌を見て、たくさんの楽しげに写真を撮っている人たちをみてうらやましく思った。

写真を撮るだけではなく、それを飾ったりお店をやったり、とても素敵だと思った。

自分の身の回りにある何気ないものをじっくり眺めると、そこには同じような素敵な世界が広がっているようにも思える。

でも、自分が知らない別の世界もまだまだあるような気もする。散歩して回った家の周りや、通勤電車のまどから見える風景、時々うろうろする東京の街、それだけがすべてではあるまい。

自分の内と外。そのどちらも無限に広がっていくような気がする。

そんな景色を写真におさめたいと思う。

朝日に照らされて

2004-12-19 10:29:36 | 写真
昨日、クリスマスのイベントがあってそこで子供がもらってきたクマのぬいぐるみと花を窓辺に並べて写真を撮った。

朝と言ってももう10時半だけど、ピンク色や淡いブルーは明るい朝日にマッチする。

そのままだと暗くなるので、露出補正をかけ+1.0EVくらいで撮影した。

またネガに筋?

2004-12-18 21:07:42 | 写真
仕上がったネガからプリントしようと思ってよく見ると、ネガにたくさんの筋が入っているのを発見した。

以前は一本だけ筋が入っていたのに、今度はたくさんのスクラッチがずーっと入っている。以前より薄いので、ぱっと見は気づかなかったが、プリントしてみると結構気になる。

さて、ここはしっかりと原因を確かめたいところ。状況証拠的には、カメラの修理をしてきたら筋の入り具合がかわったのだから、カメラを疑うのが筋。

でも、フィルムのリールへの巻取りを丁寧にしたというパラメータもある。

ここはひとつ、一本フィルムを現像所でやってもらうことにしよう。

これで筋がなくなれば現像タンクの問題ということになるし、そうでなければカメラのせい。


冬晴れ

2004-12-17 21:19:34 | 写真
新宿のパークタワー23Fからの眺めです。

やっと冬らしい夕日になりました。

写真ではよく分かりませんが、夕日に富士山がくっきりとシルエットで浮かび上がっていました。


現像再開

2004-12-16 22:51:45 | 写真
入院して帰ってきたクラッセで白黒フィルムを一本撮った。

被写体は会社であった消防訓練の様子。良い天気で逆光になった消防隊員たちを日中シンクロで。

現像液はD-76を1:1で希釈した液を使って、12分30秒@20℃

出来上がりはかなり濃いネガに。焼付けが楽しみ。

心配していたネガの筋は全くでなかった。やっぱりクラッセの裏蓋に問題があったということだろうか。

少し気を使ってフィルムをそっとボビンに巻きつけたのが良かったかなとも思えるが、とにかく今の現像タンクでもちゃんと使えることが分かって何より。安易にマスコタンクに手を出さなくて良かったと思う。どんな道具でも使えるうちはちゃんと使ってあげたい。




太極拳の意味

2004-12-15 23:28:59 | 哲学
だいぶ前から太極拳を習っている。とはいっても週に一回1時間半。それも結構さぼりがち。

でもなんだかんだで10年近くになるだろうか。

今まではあまり興味がなくて資格とかは受けなかったけど、なんとなく心境の変化で初めて資格審査を受けた。

審査と言っても先生の前で一緒に審査を受ける何人かと演舞をするだけ。基本的に落ちることはない。お金を払えば賞状はもらえる。

でも、いつもは大勢の中でなんとなくやっているときとは違ったピンっとした緊張感の中での演舞は新鮮だった。

今太極拳をするときのテーマは、頭からの離脱。つまり、アタマで考えて体を動かすのではなく、勝手に体が動くに任せて演舞をするということ。

もう何年もやっているので一つ一つの所作は体に染み付いている。でも、まだアタマから完全に独立して動けているわけではない。多分、完全にアタマがお休み状態にはできないかもしれないけど、そのことを意識して(ほら、やっぱりアタマが考えている)演舞したいと思っている。

いい写真がとれたなっと思った瞬間と似ているような気がするんだけど。どうでしょう。

ふたご座流星群

2004-12-14 21:44:45 | 写真
昨日が極大日だったけど、くもりでイマイチ見えなかった。

今日は会社の帰りはなんとかカストルとポルックスの双子星が見えていた。

これはいけると思って晩御飯を食べてから空を見上げると、もう曇り空。

今年はふたご座流星群にはご縁がなかったらしい。残念。

椿の花

2004-12-14 21:40:15 | 写真
12月になってめっきり花が少なくなってきたけれど、あちらこちらに椿が元気に咲いている。

会社の敷地内にもたくさんの椿が咲いている。同じ椿でも花びらのつき方や色が微妙に違う。

盛りを過ぎた木の周りにはたくさんの花びらが散って、それを見ているだけでも華やいだ気分になる。

ごめんねと言いつつ一枝折って、オフィスに飾った。

ふっとあたりが明るくなったような気がしたのは僕だけだったかなあ。